|
■バイリンガル・ライティングとは
日本語と英語版の2ヶ国語でパンフレットなどを制作しようとすると、従来の方法では、めんどうな手間と余計なコストがかかりがちです。つまり、日本語の資料を準備し、そこから日本語のライティングを行い、それがフィックスした時点で英語へと翻訳するというプロセスを経るのが普通で、複数の発注先にその都度ディレクションする必要が出てきます。しかも、日本語で読みやすいライティングにしたところで、英語に翻訳された文章は単なる翻訳であるため、読みやすく効果的な書き方をされたライティングにはなっていません。英語圏の読者にとっては、冗長で読みづらい文章の羅列でしかありません。
バイリンガル・ライティングとは、これまで日本語ライティングと英語翻訳という2ストップのプロセスを1つにまとめ、バイリンガルのライターが日本語ライティングと英語ライティングを一括して行うという新しい手法です。しかも、ただの翻訳ではなく、日本語ライティングに基づき、英語の発想で英語のライティングを行いますので、翻訳モノにありがちな、タイトルが長くなって紙面に入らないとか、直訳長で何が書いてあるのかわからない、読み物として面白くない、といった問題点を一気に解決することができます。
日本語は日本語のライティングとして、英語は英語のライティングとして、しかもそれを一人のライターが一貫して行うことで、「読み物」として完成度の高いものを提供することが可能です。また、ムダな手間や時間を短縮できるため、ひいてはコスト削減にもつながります。効果的なライティングで書かれた制作物を効率的にスピーディに展開―グローバル時代をリードする新しい方法です。
|
|