鵜来島遠征 2010

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2010年12月10日(金)〜11日(土)

プロローグ

  待ちに待った鵜来島釣行。木曜はベル即で退社し、あらかじめ準備をしていた荷物を揃えてマッチャンからの電話を待つ。9時近くなって携帯電話が唸りをあげた。「今何処?」と聞くと「もう着きます」とのことであわてて荷物を掴んで待ち合わせのスーパーの駐車場へ。すでに到着していた車に乗り込み、久しぶりのHI氏にご挨拶。先週鵜来島に遠征したTD氏御一行が好釣果だったこともあり、行きの道中は「捕らぬ狸のなんとやら」で賑やかなこと。山陽道で岡山まで西走し、瀬戸内大橋から高知を目指して南下。途中、豊浜SAに寄り讃岐うどんで腹ごしらえ。4時前に宿毛に到着。



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第一日目

  準備をして片島磯釣センターで予約の餌を受け取り家中渡船に乗り込み出港を待つ。5時半、エンジンが始動。湾内をユルユル進み外海に出たとたんに全速力で鵜来島に一直線。轟音の中、ウトウトしていたようで目が覚めてしばらくするとエンジン音が絞られた。キャビンから出ると目の前に鵜来島が聳えている。マッチャンは「“シズミ”に上がりたい」と言っていたが、別の客に獲られてしまいしきりに残念がっていた。“カメバエ”の前で「誰か上がりませんか?」と船長が声をかけるも手を上げる客が居ない。「ここええ所ですよ」というマッチャンの言葉を信じて上礁。鵜来島の東端の独立礁で釣れそうな気配が満々。 まだ夜が明けきっておらず、薄暗いのでのんびり支度を始める。明るくなってくると、はるか西の方角にうっすら九州が望める。

  釣り座を船着(南向き)に取り、軽い仕掛けで第1投。ウキは南に流れる潮に乗ってドンドン離れていく。2投目40mほど流したところで竿先を引っ張るアタリ。竿を立て巻きにかかったところでバラシ。仕掛けを回収して見てみるとチモト切れ。「“尾長”か?」と期待が膨らむ。しかしその後は“イスズミ”(30〜45cm)の猛攻に終始する羽目となり、“グレ”のグの字も拝ませてもらえなかった。“イスズミ”のほかには“ハリセンボン”“イチノジ”などが竿を曲げてくれた。 昼を過ぎて潮が下げ、それまで波が被っていた西向きを試してみる。沖は潮が早いので磯際ギリギリに仕掛けを入れていると。ガツン・ギュイーン・ブチッ!「あっ」と言う間もなくやられてしまった。何だったんでしょ!?これを機会に撤収準備。船を待つ間に風景撮影大会。バッテリーの警告がピコピコ。充電してくれば好かったと反省。

  撤収船に乗り込むとまだマッチャンたちは乗っていない。ぐるっと裏側(港から見て)へ回った “ヒラトコ”で乗船してきた。「どうやった?」と聞くとマッチャン5発・HI氏2発バラシがあったとのこと。ハリス5号でも止まらなかったと興奮気味にまくしたてていた。片島港に戻って船長に聞いたところでは「“石物”が喰い上がっているのでそれではないか」とのこと。翌日に上がる磯“水島2番のチョボ”を予約して、宿泊先の通称“焼肉屋”に引き上げた。

  宿に帰り着くなり一番風呂に飛び込みサッパリした後、焼肉に舌鼓。注文を入れすぎ3人とも食べ過ぎてしまい、注文しすぎを反省。重いおなかを抱えたまま、7時過ぎには明日に備えて就寝。




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