日本語ならではの成句表現。いっそのこと、和製英語でもいい、おもしろおかしく遊んでしまおう!というコーナーです。



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Last update January 4, 2019
ヒジヤン:あー、昔はよくディスコなんかに行ったよなー。
タコ:ボクも竜宮城でよく踊ったもんっスよ。
ヒジヤン:へえー?乙姫(おとひめ)さまなんかいるの?
タコ:実は、ここだけの話、乙姫さまってのはカメなんスよ。
ヒジヤン:そうなんだ。ところでどんな踊りをしてたの?タコダンス?
タコ:ええ、8本の足をビミョウに動かして踊る「パラパラダンス」とかです。でも、ずいぶん昔なんでもう忘れちゃいました。
ヒジヤン:でも、「雀(すずめ)百まで踊り忘れず」って言うからねえ。
タコ:ちなみに、英語で言うと…?
ヒジヤン:ま、「ベイビー・バーズ・ダンシング・フォーエヴァー」というところで…。

 ASOB006    雀、百まで踊り忘れず
Baby Birds Dancing, Forever
ベイビー・バーズ・ダンシング・フォーエヴァー

「幼いころに身についた癖は年を取ってもなかなか直らない」といった意味ですが、「赤ちゃんのときの踊りは永遠に」ということですね。ポイントは、Baby Birds Dancing をひとつの言葉のように発音しないと、「ヒナは永遠に踊る」という意味に理解されてしまいますね。

これなら通じる表現例

A Bird Never Forgets How To Fly.
ア・バード・ネヴァー・フォアゲッツ・ハウ・トゥー・フライ
「鳥は決して飛び方を忘れない」という意味で、いったん身についたことは忘れないという意味をこめています。別に「鳥」でなくても、A dog never forgets how to bark 「犬は決して吠え方を忘れない」などと言ってもいいでしょう。

Old Habits Die Hard.
オウルド・ハビット・ダイ・ハード
「古い癖はなかなか消えない」という意味で、英語の決まり文句です。