ちょっとした出来心で小さなモノを失敬しようとした泥棒などが、間違って大きな罪を犯してしまうなど、状況がますます悪化したり、罪がますます重くなることを言います。また、毎日居眠りをしている部下の態度は上司をイライラさせているなど、人を怒らせたり、不愉快な思いをさせたりするという意味もありますが、この用法は間違っているという議論が19世紀後半くらいからなされているようです。しかし、実際には、aggravating 「イライラさせるような」という形容詞としてすでに広く使われており、やはり事実は強いということなのかもしれません。語源はラテン語の aggravare 「さらに重くする」の過去分詞形。
同義語
exaggerate, intensify, worsen, exacerbate, provoke, irritate, tease
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