「通弁」クリエイティブ翻訳

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英文の会社案内を作りたい

英語版作成のまえにすべきこと

どんな会社であっても、世界にひとつしかない会社です。英語版作成――できれば日本語版を制作するまえに必ずやっておくべきことがあります。

それは、「御社は他社とどこが違うか?」という差別化ポイントを考えることです。どこがユニークなのか?何が強みなのか?「我が社はこれが世界一」というのはどこなのか?世界一でなくてもかまいません。「ここが違う」、「ここが他のくらべてユニークなんだ」というところを見つけてください。

というのも、会社案内とは「会社の顔」であり、会社の自己紹介でもあるからです。

人間にたとえてみましょう。「私の名前は○○、△△出身で、年齢は××歳です」というような自己紹介ばかりでは、どの人も同じように思えてしまいます。ところが、たとえば「趣味は美味しい漬物づくりです」とか「UFO研究会に入っています」などと言うとそれだけで印象が強くなります。会社案内も同じです。

これは、いろんな会社案内の翻訳ライティングをさせていただいている立場としての感想ですが、会社案内というと、「さすがに今の時代英語の会社案内くらい作っておかないと…」といった軽い気持ちで制作されていることが多いようです。

さらに、「どんなものを作ったらいいんだろう?そうだ、他社のを参考にしよう」ということで、横並びの好きな日本人としては、みんながやっているような体裁のものを作って安心するような傾向があります。

その結果、「表紙」をめくると「社長の挨拶」があって、次に「事業紹介」があって… といったどこにでもあるような、どこを切っても同じ「金太郎飴」のような会社案内ができあがり、良くも悪くも目立たず、注目されないものになってしまいます。これでは、せっかく作るのにもったいないですね。

世界に打って出ようというのなら、「ここが他社と違う」というユニークなポイントを正々堂々と大きな声でアピールすることが必要なのです。まず、そこから始めてください。それが御社の「アイデンティティ」になるのです。

本気で伝えるために

さて、会社のユニークな差別化ポイントが見つかり、それを中心に構成された会社案内ができあがったところで、英語版を作成するための翻訳ライティングに入ります。

たとえユニークで優れた技術やサービスであっても、それが「がつん」と伝わらなければ意味がありません。長い文章をいくつも連ねて説明しているというのであれば、当然のことながら記憶に残りません。

できれば日本語版の段階から、そのユニークなポイントを一言で表現できるようなキャッチフレーズを考えてください。企業の名前や商品を記憶にとどめてもらうには、その企業を一言で言うならどういう企業であるのか、また、競合他社との差別化はどこなのかということを明確にしたうえで、それが明瞭に伝わるような文章表現を行うことがポイントです。

とかく、あれもできます、これもできますと良いことばかりを並べたくなってくるものですが、それではかえってポイントがぼやけてしまいます。メインとなるべき情報とサブとなる情報にメリハリをつけ、メインの部分で記憶してもらうような構成や展開が大切になってきます。

この部分では、原文と照らし合わせながら、必要に応じて英文ライティングの度合いを高めるご提案をさせていただくこともあります。

感動を伝えたい

世の中にはさまざまな企業があり技術があります。会社案内は、読む人にとってもひとつの企業との出会いです。とくに、その企業を創出した創業者のストーリーにはドラマがあります。そして、その企業の哲学の背景には、創業者が苦労のすえに到達した気づきや成功の秘訣となった考え方があるのです。

「会社案内」もビジネスツールだからといってビジネスライクに構成してしまう必要はありません。それを読むのは人間であり、人間であれば人間のストーリーが好きなのは万国共通です(事実、人はみな物語が好きです)。しかも、そのストーリーを紹介できるのは、「会社案内」だけであり、マニュアルやカタログではできません。

これも日本語版の段階ですべきことなのですが、ぜひ創業者のストーリーを入れるようにしてください。じっくりと読み進むうちに、創業者の人となりや哲学、あるいは技術の素晴らしさに感動してもらうことで、感情にも訴えることが可能になり、ファンづくりにもつながります。

もちろん、その感動を文章によって読者に感じてもらうには、単調な文章を連ねた翻訳文ではとても伝わりません。また、意味がよくわからない、コートの上から背中を掻くようなすっきりしない文章や不自然な文章では「イライラ」することはあっても「感動」どころではありません。

読む人が読まずにおられない、意味がズシンと伝わる、読んで感動・納得する。そこからさらに、お問い合わせや詳しい資料請求につながる――それが会社案内の役割です。そして、そのお手伝いをさせていただけるのが、「通弁」のクリエイティブ翻訳なのです。