西洋人はいくつかの言語を当たり前のように操ることができるのに、日本人はいちばん簡単だとされる英語でさえも手こずっているのはなぜ?その答えは意外にも、英語の歴史にあるかもしれません。英語のルーツは西ゲルマン語、さらにさかのぼれば「ゲルマン祖語」そして「インド・ヨーロッパ祖語」。つまり、ヨーロッパ人やインド人ですらも母国語のルーツが同じなのです。そりゃ「上手い」に決まっていますね。というわけで、英語の成り立ちをたどるちょっとアカデミックなコーナーです。