| ラテン語/発音 | 意味 | 
| ab initio [æb ɪnɪʃɪəʊ]
 | 最初から ab はラテン語で「~離れて」の意味
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| ab ovo [æb oʊvoʊ]
 | まさに最初から ab はラテン語で「~離れて」、ovo は「卵」の意味で、文字通りの意味は「卵から」
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| ad nauseam [æd nɔ:zɪæm]
 | うんざりするほど何度も ad はラテン語で「~へ・に」の意味で、nauseam は「船酔いを(に対して)」の意味
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| a posteriori [a: poʊstrɪɔ:ri] /
 [eɪ pɔsterɪɔ:raɪ]
 | 帰納的な、後天的な a はラテン語で「~へ・の状態で」の意味で、posteriori は「後に(から)」の意味。knowledge a posteriori 「帰納的知識」。反対語は a priori。
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| a priori [a: prɪɔ:ri] /
 [eɪ praɪɔ:raɪ]
 | 演繹的な、先験的な a はラテン語で「~へ・の状態で」の意味で、priori は「前に(から)」の意味。a priori fact「帰納的知識」。反対語は a posteriori。
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| bona fide [oʊnə faɪdi]
 | 真実の、誠意ある、合法的な bona はラテン語で「良い」の意味で、fide は「信念に(から)」(= faith) の意味。bona fide proposal「誠意ある提案」。
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| bona fides [oʊnə faɪdi:z]
 | (法律で)善意、誠意、虚偽のないこと bona はラテン語で「良い」の意味で、fide は「信念に(から)」(= faith) の意味。The police checked on his bona fides. 「警察は彼が真実を言っているかを確かめた」。
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| circa [sə:(r)kə]
 | およそ(…年ごろ) ラテン語で「周囲」の意味。年代に使われる。
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| confer (cf.) [kənfə:(r)]
 | 比較・参照せよ ラテン語で「比較する」の意味。略語で使用。
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| cum laude [kum laʊdi] /
 [kʌm lɔ:di]
 | 比較・参照せよ cum はラテン語で「~とともに」 (= with) の意味で、laude は「賞賛に(から)」の意味。graduate cum laude 「優等で卒業する」。
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| de facto [di: fæktoʊ, deɪ-]
 | 事実上(の) de はラテン語で「~から、~にしたがって」の意味で、facto は「事実に(から)」の意味。de facto standard 「事実上の標準、業界標準、デファクト・ス タンダード」。
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| de jure [di ʤʊəri]
 | 道理上(の)、正当の(に)、法律上の de はラテン語で「~から、~にしたがって」の意味で、jure は「法律、規定に(から)」の意味。de jure standard 「制定規格」。
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| de novo [di:noʊvoʊ]
 | 初めから、 新たに de はラテン語で「~から」の意味で、novo は「新しい」の意味。
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| e.g. [i:ʤ:]
 | たとえば ラテン語 exempli gratia 「例のために」の略語。exempli は「例」の意味で、gratia は「好意に(から)」 (= favor) の意味。
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| et al [et æl]
 | およびその他 et alii (aliae or alia) の略で「およびその他の者」または et alibi の略で「およびその他の箇所」。et はラテン語で「および」 (= and) の意味。
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| et cetera [et set(ə)rə]
 | ~など et はラテン語で「および」 (= and) の意味で、cetera は「残り」の意味。一般的に etc. と略語で使用。
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| ex officio [eks (ə)fɪʃɪoʊ]
 | 職務による、職務上 ex はラテン語で「~から」の意味で、officio は「職務に(から)」の意味。略語は ex off。The president is an ex officio member of the committee. 「会長は職務上、委員会のメンバーである」。
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| ibidem (ibid.; ib.) [ɪbɪdem/ɪbaɪdem]
 | 前掲引用書(箇所) ラテン語で「同じ場所で」の意味で、すでに引用した書名などの繰り返しを避けるため使う。通常 ibid.、ib. などと略語で使う。
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| idem (id.) [ɪdem/aɪdem]
 | 前掲書(箇所)。前述の箇所(語) ラテン語で「同じもの」の意味で、通常 id. と略語で使う。
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| id est (i.e.) [ɪdest]
 | すなわち、言い換えれば ラテン語で that is の意味で、通常 i.e. と略語で使う。
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| i.e. [aɪ i:]
 | すなわち、言い換えれば 上記 id est の略。
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| in absentia [ɪn æbsenʃə]
 | 不在中に、(裁判などで)欠席中に in はラテン語で「~の中に」 (=in) の意味で absentia は「欠席に(から)」 (= absence)。sentence someone in absentia to life in prison 「欠席裁判で終身刑にする」。
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| in extenso [ɪn ɪkstensoʊ]
 | 十分に、 完全な in はラテン語で「~の中に」 (=in) の意味で extenso は「広がりに(から)」。quote in extenso 「完全に引用する」。
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| in extremis [ɪn ɪkstri:mɪs]
 | 死に臨んだ、 窮地に陥った in はラテン語で「~の中に」 (=in) の意味で extremis は「極端に(から)」。
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| in loco parentis [ɪn loʊkoʊ-pərentɪs]
 | 親代わりとなって in はラテン語で「~の中に」 (=in) の意味で locos は「場所に(から)」 (= place)、parentis は「親の」。persons in loco parentis 「親代わりの人々」
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| in medias res [ɪn mi:dɪæs ri:z]
 | (起った順序によらず)話の中心部から in はラテン語で「~の中に」 (=in)、medias は「中間を(に対して)」、res は「物、事柄を(に対して)」 (= thing)。in (into) the middle of の意味で、中心となる話題から話を始めたりすること。ローマの詩人ホラティウスが起源。
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| in memoriam [ɪn məmɔ:rɪəm]
 | (亡き人の)記念に in はラテン語で「~の中に」 (=in)、memoriam は「記憶を(に対して)」。墓碑銘などに使用される。
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| in personam [ɪn pə(r)soʊnæm]
 | (法律などで)人に対して in はラテン語で「~の中に」 (=in)、personam は「人を(に対して)」。裁判で特定の人に対して行われる訴訟・判決。
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| in propria persona [ɪn proʊprɪə pə(r)-soʊnə]
 | (弁護士を通さず)本人自身で in はラテン語で「~の中に」 (=in)、propria は「自分自身に(から)」、persona は「人に(から)」。
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| in re [ɪn ri:]
 | に関して in はラテン語で「~の中に」 (=in)、re は「物、事柄に(から)」 (= thing)。法律関係の文書などで題目を述べるときに使用。
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| in rem [ɪn rem]
 | (法律などで)物に対して in はラテン語で「~の中に」 (=in)、rem は「物、事柄を(に対して)」 (= thing)。特定の物・事柄に関して行われる訴訟・判決。
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| in situ [ɪn saɪt(j)u:]
 | 元々の場所に、本来の場所にて、原位置での。そのままの場所・状態で in はラテン語で「~の中に」 (=in)、situ は「場所に(から)」 (= site)。a sculpture carved in situ 「鑑賞されるその場所で刻まれた彫刻」。in situ hybridization 「(DNA や RNA を抽出せずに)それらが存在する本来の場所(細胞中もしくは組織中)でのハイブリダイゼーション」。
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| in toto [ɪn tɔto:]
 | 完全に in はラテン語で「~の中に」 (=in)、toto は「すべてに(から)」 (= all)。
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| in utero [ɪn ju:təroʊ]
 | 子宮内で、 誕生以前に in はラテン語で「~の中に」 (=in)、utero は「子宮に(から)」。
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| in vacuo [ɪn vækjʊoʊ]
 | 真空内に(で)、 孤立した in はラテン語で「~の中に」 (=in)、vacuo は「空状態に(から)」。
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| in vitro [ɪn vi:troʊ]
 | 体外の、生体の外部にある状態で in はラテン語で「~の中に」 (=in)、vitro は「ガラスに(から)」。in vitro fertilization 体外受精、 試験管内受精 (略 IVF)
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| in vivo [ɪn vi:voʊ]
 | 体内の、植物・動物などの生体の状態で in はラテン語で「~の中に」 (=in)、vivo は「生存・生物に(から)」。
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| inter alia [ɪn təreɪlɪə]
 | なかでも、とりわけ inter はラテン語で「~の中でも」 (= among)、alia は「その他」 (= other)。
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| lingua franca [lɪnɡwə fræɡkə]
 | リンガフランカ、共通語 直接の語源はイタリア語だが、lingua はラテン語で「舌」 (= tongue)、franca は「フランク人」(= Frankish)。もともとは、イタリア語にフランス語、スペイン語、ギリシア語、アラブ語が混成された言語で、地中海沿岸で話されていた混成言語を指した。商業舞台などで話される複数の言葉が混成する共通語。英語のような共通語のこともこう呼ぶ。
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| mea culpa [meɪ ə kʌlpə]
 | 私の過失のために・を通して through my fault の意味で、mea は「私の」 (= my) の女性形、culpa は「過失から・のために」 (= fault)。
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| mens sana in corpore sano [menz seɪnə ɪn kɔ:(r)pəri: seɪnoʊ]
 | 健全な肉体に宿る健全な精神 a sound mind in a sound body の意味で、mens は「心・精神」 (= mind)、sana は「健全な」 (= sound) の女性形、corpore は「身体」 (= body)、sano は「健全な」 (= sound) の男性形。
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| modus operandi [moʊdəs ɔpərændi:]
 | 仕事や物事のやり方 operating mode の意味で、modus は「方法」 (= mode)、operandi は「オペレーションの」 (= operation)。
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| modus vivendi [moʊdəs vivendi:]
 | 生活様式、生き方、暫定協定 living mode の意味で、modus は「方法」 (= mode)、vivendi は「生活・生きることの」 (= living)。
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| multum in parvo [mʌltəm ɪn pɑ:(r)voʊ]
 | 小形で内容豊富 much in a small space の意味で、multum は「多くの」、in は「~の中に」 (=in)、parvo は「小さい」。
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| nota bene [noʊtə beɪni]
 | よく注意せよ Note well の意味で、nota は「注意せよ」、bene は「よく」。NB と略す。
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| per capita [pə:(r) kæpɪtə]
 | 一人当たり、一人につき per はラテン語で「~につき」 (= for、by)、capita は「頭を(に対して)」(= head)。income per capita 「一人あたりの収入」。
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| per diem [pər dí:em/-dáiem]
 | 一日につき、日割りで per はラテン語で「~につき」 (= for、by)、diem は「日を(に対して)」(= day)。
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| per se [pə:(r)seɪ/-si:]
 | それ自体、本質的に、本来は per はラテン語で「~につき」 (= for、by)、se は「それ自身」(= itself)。Money is not evil per se. 「お金自体は悪ではない」。
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| pro bono [proʊ boʊnoʊ]
 | 公益のために、無料で pro bono publico のことで、pro はラテン語で「~のために」 (= for)、bono は「善に(から)」、publico は「公衆」 (= public)。
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| pro forma [proʊ fɔ:(r)mə]
 | 形式上(の)、書式どおりの pro はラテン語で「~のために、~による」 (= for)、forma は「形式・書式に(から)」。pro forma invoice 「通関用インボイス、送り状、見積書」、pro forma balance sheet プロフォーマ貸借対照表。
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| pro rata [proʊ reɪtə/-rɑ:-]
 | 比例した pro はラテン語で「~のために、~による」 (= for)、rata は「計算に(から)」。
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| pro tem [proʊ tem]
 | 臨時の(に)、一時的な(に) pro tempore のことで、pro はラテン語で「~のために、~による」 (= for)、tempore は「時間に(から)」。
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| quid pro quo [kwɪd proʊ kwoʊ]
 | 代償物、 しっぺ返し pro はラテン語で「~のために、~による」 (= for)、quid は「何か」、quo は「何かに(から)」。
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| quod vide (q.v.) [kwɪd vaɪdi]
 | ~を見よ、~参照 which see の意味で、quod はラテン語で「~というところの、なぜなら」 、vide は「見よ」の意味。
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| sic [sɪk]
 | 原文のまま、そのように sic erat scriptum の略で、英訳すると thus was it written 「そのように書かれていた」の意味。原文を引用する際に、「間違ったり疑わしい箇所も含めてそのまま引用する」という意味で、引用部分のすぐ後につける。There was a [sic] apple on the table.
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| vice versa [vaɪsi və:(r)sə]
 | その逆も同様に、逆に、反対に vice はラテン語で「位置に(から)」 、versa は「回転した」の意味
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| videlicet (viz.) [vɪdeləsɪt) ]
 | すなわち、つまり videre licet はラテン語で「見ることができる(許されている)」 (it is permitted to see) の意味で、例を紹介するときに使う
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