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「うぐいす張り」っていうのは、いまさら説明するまでもないと思うけど、二条城とかの廊下を歩くとキュキュっていう音がすんのね。古い木造の建物の廊下で、シロアリとかが食ってたりしてキーキー音がするっていうの、あれとは違うのよ。
で、仕組みなんだけど、上の絵見てくれる?ちなみに、床の上にあるのってアタシの美脚よ。あ、仕組みだったわね。これはさあ、もともと、床板の下に少し隙間を作っておいて、「かすがい」で留めてるのね。重力をかけると床板が上下して、摩擦音が出るっていうわけなの。右は床の下からのぞいたところよ。
でもさあ、思わない?なんで「うぐいす」の名前がつくのかしらね?別にカラスでもいいと思わない?歩くたびに「カー、カー」鳴る「カラス張り」なんてどうよ?
The corridors from the
The mechanism is very unique. When gravity is applied to the floor, a gap created beneath moves the clamps up and down. This causes friction with the nails, producing a squeaking sound. The device functioned as an alarming device, warning that someone is coming.