Exclamation Mark ! 感嘆符 (1)
|
感嘆符の役割
ご存知の「ビックリマーク」のことですが、喜怒哀楽など感情的な要素が入る文章につきます。どんな文章かというと、いちばんわかりやすいのは、「感嘆文」と呼ばれる文章でしょう。
中学校の英語のテストなどに、「It is a cute dog. を感嘆文に直せ」といった問題がありました。もちろん、What a cute dog it is! となりますが、このような文章を感嘆文と言います。
とは言え、「感嘆符」は「感嘆文」の後にしかつかないということはありません。文章だけでは表現しきれない「あふれる」想いのたけを「!」によって存分に表すことができるというわけです。あまりやりすぎも禁物です。あちこち「!」ばかりで、何か感情で生きているみたいにとられてもいけませんね。
感嘆符のルール
ということで、「感嘆符」のルールを簡単にまとめると、以下のようになります。
では、詳しく見ていくことにしましょう。
1. 感嘆文の後につける。
戻る
「感嘆文」とは、「すごい!」「すばらしい」といった感動や驚きを表現するもので、「How + 形容詞」、あるいは「What + 形容詞 + 名詞」で始まる文章で表現します。この文章の後に付けるのが「感嘆符」です。
How bright the boy is!
What a beautiful day it is today!
|
もちろん、この感嘆符の後に律儀に「ピリオド」(.)などを付け加える必要はありません。
2. 強い感情表現を表す。
戻る
人間の感情というものも複雑で、「感動」や「驚き」だけでは表現できません。うれしいとか楽しい、あるいは、オバマさんのように Yes, we can! という前向きな感情だけなら、世の中ももっと明るくなりますが、現実は厳しいもの。というわけで、感嘆文ではなく、普通の文章の後に付けて強い感情表現を付け加えるために使われます。
No! You must go now!
“Leave me alone!”
|
|
|