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Last update March 26, 2020

Bad Japanese Economy
ああ、不況

JOKE 

※以下、翻訳は意訳です。

According to inside contacts, the Japanese banking crisis shows no signs of ameliorating. If anything, it's getting worse.
なんでも日本の金融危機はかなりヤバイらしい。回復のきざしをみせないどころか日増しに悪くなる一方だとか。

Following last week's news that Origami Bank had folded, we are hearing that Sumo Bank has gone belly up, and Bonsai Bank plans to cut back some of its branches. Karaoke Bank is up for sale, and it is (you guessed it!) going for a song.
先週、オリガミ銀行が「降りた」のに引き続き、今度はスモウ銀行が「押し出」され、ボンサイ銀行も枝の「切り捨て」だ。カラオケ銀行も売りに出され、こともあろうに《驚きの安さ》が「うたい文句」だ。

Meanwhile, shares in Kamikaze Bank have nose-dived, and 500 back-office staff at Karate Bank got the chop. Analysts report that there is something fishy going on at Sushi Bank, and staff there fear they may get a raw deal.
そうこうしているうちに、カミカゼ銀行の株価が「急降下」、カラテ銀行の社員500人が「チョップ」を食らい、アナリストによれば、スシ銀行の危機も「生々」しく、疑心暗鬼になっている社員たちも「腐って」いるようだ。
(SOURCE:http://www.ahajokes.com/)

 笑えない場合

こんなジョークにされてしまっては、かつての経済大国ニッポンもかたなしですが、ジョーク自体はシャレが効いていてよくできています。そのシャレ具合をまとめてみると

 オリガミ銀行では fold 「折る」という意味と「(とくに金融危機などにより)店をたたむ」という2つの意味
 スモウ銀行では belly up 「お腹を見せる」=「魚などがお腹を上にして死んでいる様子、倒産する」というダブルの意味
 ボンサイ銀行では branch 「枝、支店」を cut back 「剪定、切り落とす」
 カラオケ銀行では song「歌」という単語を使った熟語 for a song 「驚くほど安い値段で」
 カミカゼ銀行は nose-dive 「急降下」、カラテ銀行は社員が got the chop 「クビになる」ということで、空手チョップの chop とシャレ
 スシ銀行はどこか fishy 「魚臭い=うさんくさい、疑わしい」、raw 「生」という意味と raw deal 「不当なあつかい」という熟語

となっています。なお日本語訳は「シャレ」の意味を日本語で表現するために意訳しています。