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Last update January 12, 2019

発音はコックニー英語?

オーストラリア英語の母音体系というのは、ロンドン東部地域のコックニー英語 (Cockney English) の発音に近いと言われています。少し古くなりますが、ミュージカル映画の「マイフェアレディ」 (My Fair Lady) を見たことのある人ならご存知、主人公イライザ (Eliza) の発音がまさにこのコックニー訛り。ヒギンズ教授 (Professor Higgins) によって「発音矯正」の訓練を受けるのですが、"The rain in Spain stays mainly in the plain." という文章を読むのにどうしても、「ザ・ライン・イン・スパイン・スタイズ・マインリー・イン・ザ・プライン」となってしまうわけです。



では、オーストラリア英語の母音がどんな音で聞こえるのか、いくつか例を挙げてみましょう。(オーストラリア英語の発音記号はあくまでも聞こえ方を表したもので、実際のものとは異なります。実際の英語の発音については、「オーストラリア英語の発音」を参照してください。)

標準英語 オーストラリア英語 聞え方
ei æi day --> ダイ
say --> サイ
here --> ヒー
mere --> ミー
əu cool --> カウル
boot --> バウト
au æɔ cow --> カオ
now --> ナオ
ai ɑe nine --> ナエン
height --> ハエト
ou əu low --> ラウ
row --> ラウ

この発音対比表に基づいて、自動的に言葉を当てはめてみると、"Hi! How are you?" は、「ハエ!ハオ・アー・ヤオ!」なんてことで、ホンコン映画のような音になってしまいそうですが、何となく味わいを感じますね。