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Last update January 12, 2019

特有の語彙

アイルランド英語特有の語彙には、アイルランド語から借用したもの、アイルランド語を語源として英語になったもの、古・中期英語の語彙がそのまま使われているものという大きく3つの種類がありますが、それ以外にも語源の不明なものもあります。




以下、その一部をご紹介しましょう。

単語 意味 備考
Abú 「ばんざい!」、「フレー!」 Bertie abú! 「バーティー、ばんざい!」などのように使う間投詞。アイルランド語からの借用
Acting the maggot バカをやる、ふざける 必要以上にふざけたり、冗談を言ったりして真剣さがなく軽薄な様子
amadán バカ アイルランド語からの借用
amn't am not の省略形 スコットランド英語同様、一般英語では使わない am not の省略形
bold 行ないの悪い、わんぱくな The boy is very bold といえば、一般的な英語の bold 「勇敢な」の意味ではなく「わんぱく」の意味。アイルランド語の dána が語源
bowsie ワル、ゴロツキ 語源は不明
childer 子供 古期英語の child の複数形属格が語源
chiseler 子供 語源は不明
cod バカ acting the codmaking a cod of himself のように使う
colleen 少女、若い女性 アイルランド語の cailín が語源
craic 楽しみ、娯楽 スコットランド英語や北部イングランドでも crack のスペルで使用(「ゴシップ、おしゃべり」の意味)。古期英語の cracian がゲール語経由で現代アイルランド英語に借入
eejit バカ、まぬけ ラテン語 idiota を語源とする英語が語源で、スコットランド英語でも使用。英語の idiot に相当
gob 動物の口 ちなみに「人間の口」は beal。アイルランド語の gob が語源
gombeen 金貸し Gombeen man のように使う。アイルランド語の gaimbín が語源
grá 愛、愛好 He has a great grá for whiskey. 「彼はウイスキーが大好きだ」のように使う。アイルランド語からの借用
grinds 個人授業 古期英語の grindan が語源
guards 警察 アイルランド語の Garda Síochána が語源
hames 混乱、困惑、めちゃくちゃ make a hames of の熟語で使用。オランダ語から入った中期英語が語源
Jackeen ダブリン野郎、イギリスびいき 「ダブリン出身者」を意味するやや軽蔑的な言葉。また、1801年以降のイギリス統治時代にユニオンジャック(イギリス国旗)を支持した者、イギリス王室を支持する者ということから「自己主張の強い取るに足らない人間」という意味もある。John の愛称 Jack + アイルランド語の縮小辞 -ín
jaded 疲労した 中期英語の jade が語源
lúdramán バカ アイルランド語からの借用
minerals ソフトドリンク mineral water から
mitch サボる 中期英語が語源
runners スポーツシューズ tackies とも。ちなみにイギリス英語では trainers、アメリカ英語では sneakers
Sláinte 「乾杯!」 「健康を祝して!」、「乾杯!」の意味の間投詞。アイルランド語からの借用
Shoneen イギリスかぶれ イギリスのやり方を真似するアイルランド人を指す。John に相当するアイルランド語の名前 Seoin (英語では Sean)+ 縮小辞 -ín
sleeveen 信用できないずる賢い人間 アイルランド語の slíbhín が語源
soft day 曇り、どんよりした天気 小雨や霧でかすんだ様子を表す。アイルランド語の Lá bog が語源
The tea is wet; Wet the tea お茶を入れる wet the tea で「お茶を入れる」、The tea is wet で「お茶が入った」の意味
wagon/waggon イヤな女 中期英語が語源
whisht 「シーッ!」(静かに!) スコットランドや北部イングランドでも使用。中期英語が語源
yoke 物、物体、小物 古期英語の geoc が語源