日本語 |
英語 |
説明 |
A
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abessive case |
欠格 |
「~無しで」という欠けている関係を表す格。あるいは、欠けているものを表す名詞の格。 |
ablative case |
奪格 |
「~から・において、~のために」など、場所や時間、方法、原因などの関係を表す格。あるいは、そのような条件を表す名詞の語形。 |
ablaut |
アプラウト、母音交替 |
インド・ヨーロッパ語族に見られる語根の母音の規則的な交替のこと。英語で言えば、sing,sang,sung などの変化のこと。apophony もしくは gradation とも言う。 |
absolute tense |
絶対時制 |
主節における時制、つまり発話された時点の時制のこと。 |
absolutive case |
絶対格 |
能格・絶対格言語において、他動詞の目的語および自動詞の主語を表す格。あるいは、そのような名詞の語形。 |
abstract noun |
抽象名詞 |
思想、感情、品質など、無形の概念を表す名詞。love や kindness などのように、五感で感じることのできないものを表す。 |
accusative case |
対格 |
他動詞の直接目的語となる格。あるいは、直接目的語となる名詞の語形。 |
active voice |
能動態 |
I was bitten by a dog. に対し、A dog bit me. のように「~する」という意味の動詞の様態。 |
adjective |
形容詞 |
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adjective clause |
形容詞節 |
I wondered why she doesn't understand. などの下線の部分のように、関係代名詞もしくは関係副詞を含む従属節。 |
adjectival (adjective) phrase |
形容詞句 |
red rose などのように、形容詞で始まる句。 |
adjunct |
付加語 |
他の語や句に付加され、それを修飾したり、説明する語や句、あるいは節。 |
adnominal |
連体修飾語の、名詞を修飾する |
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adverb (adv.) |
副詞 |
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adverbial (adverb) clause |
副詞節 |
He found it when he was walking in the street. などの下線の部分のように、副詞的な役割をする従属節。 |
adverbial (adverb) phrase |
副詞句 |
very good などのように、副詞で始まる句。 |
affix |
接辞 |
語の前や後ろなどに付いて派生語を作る形態素。 |
agent |
動作主、動作の主体 |
動作を行う者、動詞の主語となるもの。 |
agglutinative language |
膠着語 |
単語に接頭辞や接尾辞のような形態素をくっ付けることで表現する特徴を持つ言語で、日本語もこれに該当する。 |
agreement; concord |
一致 |
数、格、性、人称などの一致。 |
alienable noun |
譲渡可(能)名詞 |
譲渡不可(能)名詞に対して、必ずしも他の名詞に所有されているとは限らず、単独でも使用することができる名詞。 |
allative case |
向格 |
場所的な格のひとつで、着点をあらわす。 |
allophone |
異音 |
母語話者が無意識に区別していて気づかない、ひとつの「音素」に対して現れる複数の「音声」のこと。たとえば、音素 /t/ が top、stop、batter の「t」というそれぞれ違った音声として発音されるが、これらの「t」の音を allophone という。また、たとえば、「f」と「v」はぞれぞれ無声音、有声音の allophone である。 |
analogy |
類推 |
既存の文法ルールに基づき類推することで間違った用法につながることがあるが、それが新しいルールとして定着すること。たとえば、かつては help の過去・過去分詞は holp, holpen だったが、yelp が yelped であるため、helped だろうと勘違いして使ううちに、それがルールになってしまったというような現象のこと。 |
analytic language |
孤立語 |
膠着や屈折といった特徴を持たず、語順などによって文法的関係を表す。中国語やチベット語がこれにあたるが、英語ももともとは屈折語でありながら、現代では孤立語の特徴を多く持っている。 |
anaphora; anaphoric |
照応(の)、前方照応(の) |
広義では、代名詞や冠詞を使って、特定の語を参照すること。狭義では、話のなかで最初に出てきた名詞を後の文章で参照させること。定冠詞でいえば、I bought a book. The book is... の The を anaphoric な用法という。 |
antecedent |
先行詞 |
関係代名詞などが受ける語:a girl who speaks English の a girl。 |
apocope |
語尾音消失 |
語の最後にくる音の脱落のこと。 |
apostrophe |
アポストロフィ 「’」 |
説明参照 |
apposition; appositive |
同格 |
My friend Tom のように、2つの名詞などが並び、一方が他方を修飾するような表現構造のこと。 |
argument |
項(こう) |
述語の意味を完成させるために必要な要素のことで、たとえば She is beautiful. という文章では、beautiful、I saw him sleeping. であれば him、sleeping がそれにあたる。 |
article |
冠詞 |
説明参照 |
articulated |
冠詞のついた |
冠詞についての説明などで使う言い方で、an articulated form といえば冠詞のついた名詞の形。その逆は non-articulated。 |
attributive form |
連体形 |
「体言に連なる」の意。日本語文法において、動詞、形容詞などの活用する品詞における活用形のひとつで、名詞句を修飾する。 |
auxiliary (verb) |
助動詞 |
be, have, do, can, may および should。動詞といっしょに使われ、時制や態などを表す。 |
aspect |
相 |
事象の完結性、継続的性、反復性などを表現する文法形式。 |
atonic |
強勢のない |
音節などに強勢(アクセント)がないこと。 |
B
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brackets |
角括弧 「[ ]」 |
説明参照 |