|
|
アルファベットはどこが違うの?さっそく、スペイン語のアルファベットを見てみましょう。発音の欄には、発音記号とカタカナでふりがなをつけています。
以上がスペイン語のアルファベットですが、赤文字で示したものが英語にはない文字です。全体的に、英語よりも日本語の発音に近いものもありますが、なかには、 G や J など、まさに「へ?」と思ってしまうような読み方もありますね。 また、 B は、 be alta, be grande, be larga (「ベ・アルタ、ベ・グランデ、ベ・ラルガ」)などと呼ばれることもあり、 V は、 ve baja, ve chica, ve corta (「ベ・バハ、ベ・チカ、ベ・コルタ」)と呼ばれることがあります。これは、スペイン語では、[b] と [v] の発音は区別しないため、どっちの「ベ」かを口頭で示す場合などに区別する意味で使います。日本語でも、「どっちの"お"ですか?上の"お"、それとも下の"を"?」などというのに似ています。 Ch は見ての通り、c と h をくっつけたもので、ひとつの文字として扱われます。この文字が来ると「チャ、チ、チュ、チェ、チョ」のように「チャ行」の音になります。 また、Ll は l が2つくっついた文字ですが、ひとつの文字として扱われ、この文字が来ると日本語の「リャ、リュ、リョ」の音に近い発音になります。 N にゴミがくっついたような Ñ ですが、この文字が来ると日本語の「ニャ、ニュ、ニョ」の音に近い発音になります。 そして r を2つくっつけた r 。発音的には大阪は河内弁、「われ」などと言うときの「れ」に近い巻き舌の音になります。あくまでも r 2個をセットとして使います。単語の最初に来ることはありません。 |