スペイン語文法ノート ほとんどが語尾に -th をつけて表現できる英語の序数とは異なり、発音するだけでも舌をかみそうなのがラテン語系言語の序数。スペイン語も例外ではありません。しかも、しっかり性・数の変化もします。




スペイン語の序数詞

Última actualización: 22 de septiembre 2019


| さらでスペイン語トップ | はじめてのスペイン語 | スペイン語用語集 |  スペイン語文法ノート - スペイン語の序数詞  | スペイン語表現ノート | スペイン語の歴史 |

さらでスペイン語トップ  はじめてのスペイン語  日本語で学ぶスペイン語単語  スペイン語文法ノート  スペイン語用語集  スペイン語の表現  スペイン語の歴史  コーナートップへ  前へ 

スペイン語の序数詞 (Números Ordinales)

ここでは、「第1番目」「2番目」などというときの、スペイン語の序数詞について見てみましょう。序数は基数と異なり、修飾する名詞に合わせて、性、数の変化を伴います。ここでは、代表的に男性単数のみの形を挙げています。

序数詞 序数詞
第1(最初) primer(o) 第2 segundo
第3 tercer(o) 第4 cuarto
第5 quinto 第6 sexto
第7 sé(p)timo 第8 octavo
第9 noveno/nono 第10 décimo
第11 undécimo 第12 duodécimo
第13 decimotercero 第14 decimoquarto
第15 decimoquinto 第16 decimosexto
第17 decimosé(p)timo 第18 decimooctavo
第19 decimonove/decimonono 第20 vigésimo
第21 vigésimo primer(o) 第30 trigésimo
第40 cuadragésimo 第50 quincuagésimo
第60 sextagésimo 第70 septuagésimo
第80 octogésimo 第90 nonagésimo
第100 centésimo 第101 centésimo primer(o)
第110 centésimo décimo 第200 duocentésimo
第300 tricentésimo 第400 cuadrigentésimo
第500 quingentésimo 第600 sexcentésimo
第700 septingentésimo 第800 octingentésimo
第900 noningentésimo 第1000 milésimo
第1300 milésimo tricentésimo 第2000 dos milésimo
第1万 diez milésimo 第10万 cien milésimo
第100万 millonésimo 第200万 dos millonésimo
第1兆 billonésimo 第100京 trillonésimo
最後から二番目 penúltimo 最後 último





序数詞のルール

実際に序数詞を使用する場合のルールをまとめてみました。

 通常、定冠詞とともに用いる
英語でもそうですが、序数は定冠詞とともに使います。ただし、「私の最初の子供」といった所有代名詞とともに用いられる場合、前置詞などとともに成句的な表現をする場合などは冠詞を使いません。

el segundo hijo(2番目の息子)
la quinta casa(5番目の家)
mi segundo hijo(私の2番目の息子)
por primera vez(初めて)

 大きな数字は基数で代用
実際の用例では、序数形が使われるのはせいぜい19くらいまでで、大きな数字に関しては代わりに基数を使う、あるいは、序数形が必要な文章を使わないのが普通です。とくに、「カルロス5世」といった国王名や世紀では、11以上は基数を使います。

el siglo veintiuno(21世紀)
el siglo 21(21世紀)
cumple cuarenta y cinco años(45回目の誕生日)
el treinta y tres aniversario de su muerte(33回忌)
Alfonso XIII (trece)(アルフォンソ13世)




 「第1」と「第3」は男性単数名詞の前で語尾が落ちる
「第1」を表す primero、および「第3」を表す tercero は男性単数名詞が続く場合、語尾の「-o」が脱落し、それぞれ primer、tercer となります。

el primer día(第1日目)
el tercer volumen(第3巻)




 語順は名詞の前後とも可
名詞とともに用いられる場合、序数は名詞の前に置いても、あるいは後に持ってきても、どちらでも可能です。ただし、序数の代わりに基数を用いてその代用をする場合、名詞の後に置かれます。また、「カルロス5世」などの国王の名前、「21世紀」などの世紀名を表現するときは、名前の後につけます。

el quinto capítulo(第5章)
el capítulo quinto(第5章)
el capítulo cinco(第5章)
Carlos V (quinto)(カルロス5世)
el siglo veintiuno(21世紀)