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スペイン語の関係詞 |
関係代名詞 | 性変化 | 数変化 | 例文 | 備考 |
先行詞は 人・事物 |
なし | なし |
(あそこにいる少年は私の息子です。) (私の父が買った車は高かった。) (昨日起きた事故についての情報を求めている。) |
最も一般的でよく使われ、人および物、事柄のいずれをも先行詞とするが、前置詞を伴う人が先行詞になる場合は使わない。 |
先行詞は 人のみ |
なし | あり |
(ピアニストだった私の母が音楽を教えてくれた。) (友人が話していた人たちに会った。) (早起きする人は健康だ。) |
文章の主語となる先行詞に対する関係代名詞としては使用しないのが普通。用法としては、一般的な人の意味で quien 自体が先行詞を含む場合、先行詞が前置詞を伴う場合、コンマを使った挿入的な用例のみで使われる。 |
先行詞は 人・事物 |
あり | あり |
(信頼する友人のひとりがその情報をくれた。) (とてもおもしろい映画があり、今週封切になる。) (試験に失敗し、それが彼のトラウマになった。) |
que との用法の違いは、前置詞が先行詞につく場合、あるいは、文章中でどれが先行詞であるかを明確にしたい場合などに用いる。 |
先行詞は 人・事物 |
あり | あり |
(君の話していた会社に入ったよ。) (絵画が 2つあるが、そのうちの 1つはとても有名だ。) (助けてあげた男が私を訪ねてきた。) |
el que と用法は同じだが、それよりも使用頻度は少ない。ただし、前置詞を伴う先行詞の場合、こちらのほうがよく使われる。 |
先行詞は 人・事物 |
あり | あり |
(私は言いたいことをすべて言った。) (私に手紙を書いてきたのはすべて学生だった。) |
todo を先行詞とする場合や、cuanto のみで「~すべて、すべての~」という意味を表す。口語での用例は少ない。 |
関係形容詞 | 性変化 | 数変化 | 例文 | 備考 |
先行詞は 人・事物 |
あり | あり |
(すばらしいデザインをするファッションデザイナーに会った。) (これが父親が有名な弁護士だという少年です。) |
人や事物の所有関係を表し、所有する対象に応じて性数変化する。 |
先行詞は 人・事物 |
あり | あり |
(ホアンは皿の上の肉をすべて食べてしまった。) (彼は、来たい人たちみんなを招待した。) |
「すべての~」を意味し、修飾する対象に応じて性数変化する。 |
関係副詞 | 例文 | 備考 |
先行詞は 時間・時期 |
(6月は雨の多い時季で湿気が多い。) (上司が来るまでここで待ちます。) (それはちょうどシャワーを浴びようとしていたときだった。) |
cuando 自体が先行詞を含む場合、コンマを使った挿入的な用例のみで使われる。それ以外の場合は、en que を使う。 |
先行詞は 時間・時期 |
(彼は最初に会った瞬間に彼女に恋した。) (私が生まれた年に戦争が終わった。) |
厳密には関係代名詞であるが、時間、時を表す先行詞に対して使われる。また、el/la/los/las cual(es) を使うことも可能。 |
先行詞は 場所 |
(かって住んでいた家はとても大きかった。) (君は今通ってきた通りの名前を覚えているか?) (家があるところまで歩いた。) |
場所を表す先行詞、前置詞を伴う先行詞に対して使われる。先行詞を含む用例としても使う。 |
先行詞は 方法や状態 |
(彼の説明の仕方はとてもわかりやすい。) (彼らが飲み食いする様子には驚いた。) |
方法や状態を修飾する。方法を表す先行詞をとる場合や、先行詞を含む用法もある。 |