鵜来島遠征 2012

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2012年5月1日(火)〜2日(水)

プロローグ

  昨年12月に行きそびれた鵜来島。GW にチャレンジしてみたいとマッチャンに泣きついて予約を入れてもらった。早く GW にならないかとソワソワ。リールのラインを巻きなおしたり、シズを買い足したりと、遠足前の小学生の様(そんなに可愛くはないが)。週間天気予報をチェックしていると次第に予報が悪くなっていく。当日の高知の予報は「曇り時々雨 波 3m うねりあり 風は最大 4m」。ま、何とか行けるでしょ。出撃前にマッチャンから電話「天気心配やったんですけど、大丈夫やて船長言うてますわ」とのこと。20時に迎えにきてもらうことになった。待ち合わせ時刻を少し過ぎてマッチャン号登場。荷物を積み込んで鵜来島へ GO!!

  交互に運転をして 3時過ぎに宿毛に到着。コンビニで朝食を買い込んで、港に向かう。家中渡船の駐車場は案外空いている。荷物を船に積み込んで出港を待つ間に腹ごしらえ。客は 8人ほどで意外と少ない。



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第一日目

  4 時半エンジンが掛かり、港を出る。マッチャンが船長と交渉し、1 番で "スベリ" に降りることになった。40 分の船旅で現場に到着。薄暗い中 "スベリ" に渡礁。船着は急斜面でロープに掴まりながらで大変だが、上がってみると意外に滑らず足場も良い。ただ、釣座が高いので取り込みはキツイ。右側には "白岩" 左沖は "ミツバエ" と名礁がズラリ。テンションアゲアゲ。マッチャンが右側の先端、筆者は左に釣座を取った。

  棚1尋から探っていく。1 尋半でウキをひったくるようなアタリ。強い引きを楽しませてくれたのは 45cmの "口太グレ"。一人では取り込めないのでマッチャンを呼んでタモを出してもらった。「さすがは“スベリ”今日は良いかも」と期待を膨らませて打ち返す。しばらくしてウキが掻き消えた。すぐに合わせを入れたがコンと竿先に一瞬重さが伝わっただけで軽くなった。仕掛けを回収してみると鉤のチモトでハリスが切れている。「 "尾長"???」訳が判らない。この後、パッタリとアタリが無くなった。マッチャンも 40cm 弱の“口太”を 2匹釣った後はアタリが無くなったとのこと。弁当船で 5月からは半夜営業をするため朝釣りは12時半の磯上がりだと聞かされて、二人ともがっくり。


  弁当を急いで食べて戦闘再開。ふと見るとマッチャンの竿が大きく曲がっている。「おおっ!来たか」とタモを用意して見物していると、浮いてきたのは外道の "イスズミ" 50cm オーバー。マッチャンガックリ。左の釣座でもアタルのは "イスズミ" ばかり。ロープを伝って下の釣り座で竿を出してみる。するとばつんとアタリ。竿が逆Uの字に曲がり、重量感も文句なし。ただ、竿を叩いているような?上がってきたのは "サンノジ" 50cm オーバー。おそらく "サンコ" としては新記録だが、"サンコ" じゃーねー。そうこうしているうちに早くも 12時を回り撤収時間。最後の1投で掛かってきたのは 50cm 近い "オジサン"。これで 1日目終了。

  この日、底物師の兄ちゃんが 71.5cm の "石鯛" をものにして皆に祝福されていた。早上がりで暇をもてあました二人は釣具屋で物色したが、明日の餌だけ仕入れて宿に戻る。風呂に入ってサッパリした後、ビール片手に焼肉をつついて談笑。8時には就寝。




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