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第二日目 昨日早く寝たので、3時半頃に目が覚めた。まだ誰も起きていないだろうと廊下に出るとNN氏が仕掛けを作っていた。「寝てられんのよ」とのこと。4時を回ると皆が起きはじめ、バタバタゴソゴソと仕度をして、船に向かう。 この日は"グンカン"回りだが、"グンカン"は波の影響で上礁不可の様子。船長との相談で、TD氏SG氏NO氏の3人は"水島2番のチョボ"。残りの4人は"グンカン"の様子を伺いつつ"1番"をお願いした。例によって40分船に揺られ、"水島"に到着。3人が"チョボ"に渡礁後、"1番"に上礁。薄暗いなか、"グンカン"を伺うと時折ウネリで水没。これでは無理。 さて、何処で竿を出そうかと広い磯をうろうろ。先端は、波が洗い釣にくそうなので、"エボシ"向かいの高場に移動。釣座が高すぎてタモが届かないが、魚が掛かったら1段下に下りれば捕れるとふんで、竿を出す。3投目勢い良くウキが沈んだ。そこそこの引きを楽しんで浮かせると黒い魚体が見えた。しかし、やはり竿を持って崖を降りる度胸はなく、切れて元々と強引に抜き上げた。 "クロホシフエダイ"の40cm。初めて釣った魚である。繁々と眺めた後、クーラーへ。 高場の釣座を諦め、先端と高場の間に移動。竿1本沖の沈み根際を流してみる。反応が無いので沈み根の手前の溝を探ると、アタリ。強烈な引きで溝を右に向かって走る。ドラグが滑り悲鳴を上げたが、何とかバラシを免れ反撃開始。ドラグを締め、少しづつリールを巻く。海中にうっすら見えた魚体は、「黄色い!」。残念ながら"キバンドウ(ヒブダイ)"だった。 その後、2発強烈バラシあり、"サンノジ"ありと大型魚に轢きは味わったが、"グレ"の顔は見ることが出来ずに終了。マッチャンは、"キバンドウ"と、ルアーを投げて"青ヤガラ"数本と遊んだとのこと。NN氏は、"ヘダイ"のみ。TS氏の青物狙いは不発に終わった。"チョボ"組も喰いが低調だったが、ルアーを投げていたNO氏が"アオヤガラ"の合間に"??"が数匹喰ってきたとのこと。この日も、撤収船に乗り込んだとたんに雨が降ってきた。天候的にはラッキーな釣行となった。 この2日間、“グレ”の釣果には不満が残るものの、離島の雰囲気を存分に味わうことができた。帰路、日帰り温泉に寄り、温まった後、食事を摂って解散。OB会の皆さんアリガトサン。 |
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