双数そうすう (dual) 単数 (singular)、複数 (plural) に加えて、特定の２つの対象を１つとして扱う場合に使われる文法の数。もともとインド・ヨーロッパ祖語 (Proto-Indo-European) に存在しており、古代ギリシア語やサンスクリット語、あるいはゲルマン祖語 (Proto-German) やゴート語 (Gothic) などの初期ゲルマン語に受け継がれたが、ほとんど消滅した。現代の言語では、アイルランド語やスコットランドのゲール語、スロベニア語などには存在している。ちなみに、英語の場合も、単純な複数で代用され、both を使うのが代表的な例である。 ※以前のページに戻るにはブラウザの「戻る」ボタンを使ってください。