Last update October 29, 2018
用語解説
ハルシュタット文化 (Hallstatt culture)/ラ・テーヌ文化 (La Tène culture)
紀元前8世紀~6世紀の中央ヨーロッパで栄えた文化で、遺体を火葬し遺灰を骨壺に収め、武器や装飾品といっしょに埋葬する骨壺墓地文化 (Urnfield culture) から発展した。その後さらに、ヨーロッパの鉄器文化であるラ・テーヌ文化 (La Tène culture) へと発展し、紀元前450年からローマ征服の紀元前1世期までの時代に、東フランス、スイス、オーストリア、西南ドイツ、チェコ、スロバキア、ハンガリーで栄えた。ハルシュタットとは、オーストリアのザルツブルク州 (Salzburg) の南東の湖岸の村ザルツカンマーグート (Salzkammergut) にある地名であり、ここから標準となる遺跡が発掘された。また、ラ・テーヌとは、、スイスのヌーシャテル湖 (Lake Neuchâtel) 北岸にある考古遺跡の名前である。
※以前のページに戻るにはブラウザの「戻る」ボタンを使ってください。
|