ラティウム戦争 (Latin War) 共和政ローマとラティウム同盟の諸都市との間の戦いのことで、過去の戦争と区別するため「第２次ラティウム戦争」 (the Second Latin War) とも呼ぶ。紀元前340年から338年まで続き、ローマが勝利をおさめた。これにより、ラティウム同盟は解散となり、敗北した諸都市はローマの支配下に入ることになる。 ちなみに、「第１ラティウム戦争」は、紀元前498年から紀元前493年の間に行われたもので、王政ローマの第７代王タルクィニウス・スペルブス (Tarquinius Superbus) が紀元前509年に王位を追われ、ローマより追放されたが、このとき、エトルリア出身であったタルクィニウスの援軍となったラティウム人たちによって起こされた戦争であったとされる。　 ※以前のページに戻るにはブラウザの「戻る」ボタンを使ってください。