Last update February 7, 2021

Italic I イタリック

イタリックの役割

アンダーラインと同じように、書籍、新聞、雑誌、映画、番組の題名を引用する場合や、文中で引用した箇所、あるいは、外国語の用語が出てくる場合など、他の箇所と区別したいときなどに使います。

イタリックのルール

以下、イタリックを使うルールについて見てみましょう。



1.  書籍、芸術作品の題名などを表記する場合。   戻る


書籍や絵画、映画などの芸術作品の題名を引用する場合にイタリック書体が使われます。題名より下位にあるサブタイトル(小見出し)などは、引用符(“ ”) で囲みます。また、自動車や乗り物の名前にもイタリック書体が使われます。

 He said in the article in Time that the author's new book Gone through the Window was coming soon.
 The book entitled How to Write Good Emails sells very well.
 He is the captain of the spaceship, U.S.S. Enterprise.


2.  特定の箇所を他の部分と区別したい場合。   戻る


アンダーラインと同様に、特定の単語やフレーズを強調するという役割がありますが、「強調」と言っても、「大切な事項だから強調する」といった力学的な強調よりもむしろ、他の箇所と「区別」したいといった「変化球」的な扱いになります。たとえば、英語以外の外国語の単語やフレーズが登場する場合などがそれに該当します。

 Laziness leads to failure, and eventually to depression.
 He wondered if this serenity was something like Japanese wabi-sabi.