Last update October 1, 2020
日本語では1種類しかない「らりるれろ」の音も英語には2種類。つまり、この |
ベロ巻き |
ベロタッチ |
使い分けないと… |
「日本人の主食は |
||
「今晩のおかずは |
||
「ユー・アー |
||
もっと知りたい方は、「ベロ巻き」vs 「ベロタッチ」リストを準備しましたので、そちらをご覧ください。
さて、いつまでもこんなごたくを並べていても仕方がないので、実際に発音してみることにしましょう。
舌を少し持ち上げるようにして、口の中のどこにも触れない状態にします。
外から見た口の形は左の絵のように、何の変哲もありませんが、右の解剖図のように、口の中をのぞいて見ると、舌が喉の奥に向けて巻いたような形になっていますね。これが、この発音をするときのポジションです。
このままのポジションを保ちながら、自然に声を出すと
このときも、
いつまでも息を出しているだけでは意味がありませんので、実際に、この音を含む単語を発音してみることにしましょう。英語が苦手な人でも誰でも知っている「ルーム」(部屋)という単語があります。この単語の「レ」の部分がこの音になります。まず、わかりやすくするために、単語を分解してみましょう。
赤い文字の部分がこの発音にあたります。では、スローモーションでやってみましょう。
いかがですか?「ベロ巻きの音」 を出しながら「ウーム」と発音することで、英語の
このときも、
また、「ルーム」の「ム」の部分ですが、これも
[m] の発音のしかた
では、どうしたら「「ムー」という鼻にかかった音が出ていますね。これが「
何度もくどいようですが、
最後に、実際の発音を聞いてみましょう。例として挙げたのは、ロウ (
|