前置詞の使い分け (1) |
|
みなさん、お久しぶりですね。暑い夏も終わり、秋も深まり、もう木枯らしの吹く寒い冬がやってきますよ。私のように年をとってくると、さすがに寒さにはこたえますね。お炬燵などがそろそろ欲しい季節ですが、あ、みなさん、この漢字わかりますか?「炬燵」と書いて「こたつ」と読みますよ。今どきこんな漢字書ける人はなかなかいませんよね。私も書けなかったんですがね、ある日、日本語の得意なアメリカ人がおりましてね、彼に「 ということで、今日は
|
|
あのー、これはやっぱり良くないですね。みなさんはこんなお便りを真似しないでくださいね。人に何かを聞くときは、ちゃんと「お願いします」という素直で謙虚な気持ちが大切ですね。それと、どういうことが聞きたいのか具体的に書いておかないとわかりませんね。 うーん、ただ「前置詞」と書かれているだけなので、どういうことが聞きたいのかわかりませんねえ。また、どうして、こういった「 ひとことで「前置詞」と申しましてもね、なかなか解りにくいんですね。「前に置く言葉」ということで、単語の前に置く言葉なんですが、ただ単純に前に置いておいたらいい、という訳ではなさそうですよ。実はね、
これは当たり前のことなんですが、つまりですね、単語と単語を「つなぐ」と言っても、何でも持ってきて適当につないだらいい、ということではないということなんです。意味が変わってくるということですね。ちなみに、最後の文章を見てみますと、「商品がマニュアルの中に入って行く」といった、現実ではちょっと考えられないようなことになってきますよ。商品が、ぐんぐんマニュアルの中に入って行く… なんてことになりますからね、怖いですよ。ということでですね、「つなぐ」と言えども、つなぐ相手に合わせた相応しい「つなぎ役」じゃないといかん、ということなんです。 |