ウェールズは、イングランドの西側にありグレート・ブリテン島の一部を構成しており、スコットランドや北アイルランドと同様に「グレート・ブリテンおよび北アイルランド連合王国」(the United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland)の一員でもあります。距離的に近いことからイングランドとは政治的なつながりが密接ですが、言語的には、英語ではなくケルト語の一派であるウェールズ語が長年話されてきました。
文字通り singsong accent と呼ばれますが、母音が長く発音され、同一の単語のなかで音が高くなったり低くなったりと音の高低が交互に繰り返される抑揚を言います。たとえば、「ジョン、君は何をしているの?」という文章も ♪John, what are you doing? となんだか楽しげで、図示してみると下記のようになります。