450年～1100年 Old English（古英語期）
450年～480年
初期ルーン文字 (Runic alphabet) による古英語の碑文。
449年
アングロ・サクソン人の最初の国、ケント王国 (Kent) 成立。
500年
ブリトン人がアングロ・サクソン人を一時破る。
アーサー王 (King Arthur) 伝説の始まり。
563年
聖コルンバ (Columba) がスコットランドなどにキリスト教をもたらす。
586年
マーシア (Mercia) 王国成立、これによりアングロ・サクソン七王国 (Heptarchy) 形成。
597年
アウグスティヌス (Augustine)、ローマ教皇の命によりケントに上陸し、キリスト教を伝道する。
680年
このころから古英語時代の代表的文学作品『ベーオウルフ』 (Beowulf) が編纂され始める。
664年
ウィットビー (the Synod of Whitby) の宗教会議。二つの布教ルートのうち、ローマン・キリスト教が選ばれる。
700年
初期古英語の記述が始まる。
700年～1066年
ヴァイキング時代の始まり。
787年
北欧からヴァイキング（デーン人）が侵入してくる。
8世紀半ば～10世紀半ばごろ
デーン人 (Danes) の言語古ノルド語 (Old Norse) の影響を受ける。
793年～794年
デーン人によるイングランド東部都市などの略奪。
9世紀ごろ
このころ、アイルランドの宣教師によりラテン語のアルファベットがもたらされる。
850年～878年
デーン人がヨーク、ロンドン、カンタベリー、スコットランドなどを略奪。
871年
ウェセックス王 (Wessex) アルフレッド (Alfred the Great) が即位。
878年
ウェスト・サクソン王アルフレッドがデーン人に勝利し、ウエドモー条約 (Treaty of Wedmore) を締結。
886年
デーン・ロー (Danelaw) 区域が設定される。
927年
ウェセックス王アゼルスタン (Æthelstan) がデーン・ローを奪還し、イングランドを統一する。
950年～1000年
このころ、古英語による代表的な詩集が編纂される。
980年
デーン人、再び侵攻を始める。
1016年
デーン人王クヌートが英国を制圧する。
1042(3)年
エドワード証聖王 (Edward the Confessor) が即位、アングロ・サクソン朝一時復活。
1066年
ノルマン人 (Normans) による征服。アングロ・サクソン人をヘースティングに破り、ウィリアム1世がノルマン朝を開く。
10世紀末
古ノルド語と英語の融合完成。独語に見られる複雑な活用接辞が無くなる。
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