Last update October 29, 2018
用語解説
屈折言語 (fusional language; inflected language)
総合的言語 (synthetic language) の一種で、時制、法、態、相、人称、数、性、格によって動詞と名詞の語形が変化(屈折)する言語のうち、文法的機能を表す形態素が語の内部に分割できない形で埋め込まれるものをいう。屈折はインド・ヨーロッパ言語の特徴でもある。屈折語における語形変化は、名詞および形容詞が変化(「格変化」とも呼ばれる)するディクレンション (declension) と主語の人称や数、時制、話法などの文法的機能に合わせて動詞が変化(「活用」とも呼ばれる)するコンジュゲーション (conjugation) に大きく分けられる。
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