Last update October 29, 2018
用語解説
イタリック語派 (Italic languages)
インド・ヨーロッパ語族 (Indo-European language) の一語派であり、オスク・ウンブリア語群 (Osco-Umbrian languages) とラテン・ファリスク語群 (Latino-Faliscan; Western Italic languages) に分類される。紀元前1000年から500年ごろ、古代イタリア半島で使われた言語群であり、イタリック語派を用いる古代の部族はイタリック人と呼ばれる。ローマ帝国の拡大とともにラテン・ファリスク語群に属するラテン語が広がると、他のイタリック語派の言語は死語になった。ラテン語から派生した俗ラテン語からロマンス諸語が生まれ、そこからイタリア語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語、ルーマニア語などに発展する。
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