英語のイディオム
たとえば dress up は「服装をアップする」→「正装する」という意味が推測できます。じゃあ dress down はというともちろん「服装をダウン」→「カジュアルな恰好をする」という意味もありますが、よく使われるのが「ひどく叱られる」という意味で、これはちょっと推測できません。脈絡からも微妙な場合があり、「普段着」と訳してしまえば誤訳になります。また、elephant in the room という表現も、実際に「部屋に象がいる」わけではありません。こういった「たとえ」や「比ゆ」にも英語ならではのクセがあるわけです。