Last update September 20, 2022

英語でニュースを読みこなすための戦略 (5)

戦略 3. 深めて、広げる (2)

さて、英語のニュースを読むのに慣れてきたところで、次は、ジャンルを少し広げてみましょう。

ジャンルを広げるといっても、全く関連性のないテーマではなく、戦略 1. まずジャンルを決めるで決めたジャンルに関連するもの、近いものを選んだほうがいいでしょう。たとえば、「ビジネス」を選んだ場合は「テクノロジー」、また、「テクノロジー」は「サイエンス」にも共通するものがありますね。カテゴリーの区分けは各サイトで微妙に異なりますので、サイトのカテゴリー名にこだわるのではなく、自分の興味や関心に応じて、関連性があると思われるテーマを選べばいいわけです。ともあれ、森羅万象、何事も単独で存在しているものはありませんので、思わぬところで関連性が出てくるものです。

さて、最後に、読むだけではなく耳からも英語のニュースを取り入れることで、脳の活性化を図り、英語のインプットを促進させましょう。英語を聴いて理解するのも、読んで理解するのも、結局は脳がやっていることで、耳や目はそのインプット器官であるだけです。ですから、耳から取り入れる訓練と目から取り入れる訓練が相乗効果を生むわけです。

また、英語圏の放送局のニュースは、日本の放送局がおまけ的に提供しているものとは異なり、そのスピードも速くなります。そのかわり、アナウンサーは大きな声で明瞭な話し方をしてくれるので、スピードに慣れれば、ドラマの「ごにょごにょ、ぼそぼそ」よりは聞き取りやすいのが特徴です。放送系のニュースサイトでは、いろんなニュースのビデオが視聴できますので、ぜひ活用したいものです。また、ビデオのスピードを意識しながら、記事を読むときも、自分で声を出して早口で読むという訓練もいいでしょう。速いスピードで読む練習をすることで、英語を話すときの流暢さも身に付き、スピードの速い英語を聴くのにも慣れ、英語の文章もより速く読めるようになるわけです。そう、すべて「脳」がやっていることなのです。

以上、英語の記事を読みこなす方法をご紹介しましたが、なんとなく読むのではなく戦略を持って読むことで、英語の習得が深まり、広がっていくのが英語のニュースなのです。しかも、パソコンやスマホさえあれば費用も一切かかりません。読みたい記事を PDF 化して電車の中でスマホを使って読んだりもできますから、場所と時間も選びません。イヤフォンを使えばビデオだって視聴できますね。

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