言いたいことを短い「キャッチフレーズ」感覚で表現してみようという「最大5ワードで話すタコ式英会話」のコーナーです。



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Last update January 2, 2019
 Case M007   ここからバスが出ています。15分間隔です。

Bus leaves from here.
Every fifteen minutes.

ス・リーヴズ・フロム・ア。ヴリィ・フィフティーン・ニッツ。
(赤字の部分は強く読みます。)

 Listen!  
(発音サンプル:読み上げソフトを利用したものです。)

 Words 

赤字の部分は単語のアクセント(強勢)のある箇所です。
英単語 発音の目安 意味
bus バス
leaves ーヴズ 出発する。動詞 leave の三人称単数形
from ~から
here ここ(に、で)
every ヴリィ ~ごとに
fifteen フィフティーン 数字の15
minutes ニッツ 分。minute 「分」の複数形





 解説 

上の音声を聞きながら、強弱やイントネーションをまねて発音しましょう。読み上げソフトを利用したものなので、どことなく機械的な読み方になっていますが、そこは、たっぷりと感情や臨場感を込めて発音してみてください。

長くなるため2つの文章にしていますが、1つの文章として発音していただいてもかまいません。事実、Every fifteen minutes は前の文章に続いていますので、あまり間隔を開けずに、2つの文章を続けて発音したほうが、聞く人にとってはわかりやすいでしょう。

leaves fromevery fifteen のところで、「口噛み」の [ f ][ v ] の音が続きますので、発音的にかなり口が忙しい感覚を受けると思いますが、何度も発音練習をして慣れていきましょう。発音はまったくと言っていいほど「習うより慣れよ」の世界ですから、頭で覚えるのではなく、めんどうですが、自分の口を使って慣れるしかありません。

bus[ b ] の発音も、日本語の「バ」よりは強く、「バッ」と音を破裂させる感じで発音します。バスの「ス」も日本語の「ス」 (su) にならないよう注意しましょう。また、fifteen の部分は、「口噛み」の [ f ] の音が続きますので、最初は口が忙しすぎる思いがしますが、here[ h ] の発音は、日本語の「ハヒフヘホ」よりは強く、手が冷たいときなどに、「ハーッ」と息を吹きかける感じで発音してください。

言葉がわかるわからないに関わらず、ジェスチャーは言葉を助けます。ジェスチャーを活用しながら、あくまでも相手に通じることをめざしましょう。また、相手が地図などを持っていればそれをいっしょに見たりして、指差してあげるのもわかりやすいでしょう。要は、道を教えてあげるというのは、小さなボランティアですから、サービス精神を働かせて相手にわかる工夫が大切です。


 発音レベルアップ 

ちょっとした発音のポイントを押さえるだけで、ぐんと英語らしくなります。それぞれの発音のポイントの説明は「発音なんてタコ」のコーナーをご覧ください。

スイスイS 「バス」の「ス」がこの音の息だけパターン、「リーヴズ」の「ズ」が声出しパターンになります。
口噛み 「リーヴズ」の「ヴ」と「エヴリィ」の「ヴ」がこの発音の声出しパターン、「フロム」の「フ」、「フィフティーン」の「フィ」と「フ」が息だけパターンです。
ベロタッチ 「リーヴズ」の「リ」がこの発音になります。
ベロ巻き 「フロム」の「ロ」、「エヴリィ」の「リ」がこの音になります。
母二人「おう」 「ヒア」が母二人「いあ」の音になります(母二人「おう」のページをご覧ください)。

 「フロム」の「ム」も、日本語の「ム」 (mu) にならないよう、[ m ] の音だけを発音するようにしましょう。詳しくは [m] の発音のしかたを参照ください。
 同じく、「フロム」の「フ」、「リーヴズ」の「ヴ」も日本語の「フ」 (fu) や「ズ」 (vu) ではなく、「口噛み」の [ f ][ v ] の音だけを出すようにします。
 同様に、「バス」の「ス」、「リーヴズ」の「ズ」も日本語の「ス」 (su) や「ズ」 (zu) ではなく、「スイスイS」の [ s ][ z ] の音だけを出すようにしましょう。