言いたいことを短い「キャッチフレーズ」感覚で表現してみようという「最大5ワードで話すタコ式英会話」のコーナーです。



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Last update January 2, 2019
 Case M008   この近所にあります。向こうにあるあのブルーの建物です。

It's in this neighborhood.
That blue building over there.

イッツ・イン・ス・イバーフッド。ット・ブー・ルディング・オウヴァー・ア。
(赤字の部分は強く読みます。)

 Listen!  
(発音サンプル:読み上げソフトを利用したものです。)

 Words 

赤字の部分は単語のアクセント(強勢)のある箇所です。
英単語 発音の目安 意味
it's ッツ それは~である。it is の短縮形
in ~の中に、で
this これ(は)、この
neighborhood イバーフッド 近所
that ット あれ(は)、あの
blue 青い
building ルディング ビル、建物
over there ウヴァー・ 向こうに





 解説 

上の音声を聞きながら、強弱やイントネーションをまねて発音しましょう。読み上げソフトを利用したものなので、どことなく機械的な読み方になっていますが、そこは、たっぷりと感情や臨場感を込めて発音してみてください。

ここの It's は相手が尋ねている場所を指しています。当然ですが、この部分は、建物を実際に指さしながらしゃべります。また、「イッツ」の「ツ」が日本語の「ツ」 (tsu) というふうに、「u」の音が入らないよう注意しましょう。この「ツ」の音は、[ t ] の音と「スイスイS」の音がくっついた音になります。[d]、[t] の発音のしかたを参照し、[ t ] の音を出しながら、「スイスイS」の [ s ] の音をいっしょに発音します。

「ネイバーフッド」の 「フ」は「口噛み」の [ f ] ではなく、[ h ] の発音になります。日本語の「ハヒフヘホ」よりは強く、手が冷たいときなどに、「ハーッ」と息を吹きかける感じで喉の奥から音を出し「フーッ」と発音してください。

さらに、「ブルー」の「ブ」も日本語の「ブ」 (bu) にならないよう、[ b ] の音だけを発音するようにしましょう。[ b ] の音だけを発音するには、唇をぎゅっと結んでから、声を出しながらパッと唇を離すと自然な「バッ」という音が出ます。

「オウヴァー」も「オーバー」にならないよう、母二人「おう」の発音と、「口噛み」の [ v ] をしっかりと発音しましょう。

言葉がわかるわからないに関わらず、ジェスチャーは言葉を助けます。ジェスチャーを活用しながら、あくまでも相手に通じることをめざしましょう。また、相手が地図などを持っていればそれをいっしょに見たりして、指差してあげるのもわかりやすいでしょう。要は、道を教えてあげるというのは、小さなボランティアですから、サービス精神を働かせて相手にわかる工夫が大切です。


 発音レベルアップ 

ちょっとした発音のポイントを押さえるだけで、ぐんと英語らしくなります。それぞれの発音のポイントの説明は「発音なんてタコ」のコーナーをご覧ください。

ベロばさみ 「ジス」の「ジ」、「ザット」の「ザ」、「ゼア」の「ゼ」がこの発音の声出しパターンになります。
スイスイS 「ジス」の「ス」がこの音の息だけパターンになります。
ベロタッチ 「ブルー」の「ル」、「ビルディング」の「ル」がこの発音になります。
母二人「おう」 「オウヴァー」の「オウ」がこの音になります。また、「ゼア」は母二人「えあ」の音になります(母二人「おう」のページをご覧ください)。
口噛み 「オウヴァー」の「ヴァ」がこの発音の声出しパターンです。

 「ビルディング」の「ル」も日本語の「ル」 (lu) ではなく、「ベロタッチ」の [ l ] の音だけを出すようにします。
 同様に、「ビルディング」の「グ」も日本語の「グ」 (gu) にならないよう、[ g ] の音だけを発音するようにしましょう。詳しくは [g]、[k] の発音のしかたを参照ください。