「美味しそうなクッキー、いただきま~す」と一口かじったら、ぼろぼろと崩れて床の上、というのも悲しい。あるいは、「そうだ、今年のカレンダーまだ飾ってなかった。どれ、壁に釘を打って、トントン」などとやっていたら、壁がぼろぼろと崩れ落ちて… という家も空しい。また、「パンをくずくずにして、小鳥さんにあげよう」とお皿の上に置いていたら、「ない!」「それ、さっき、もったいないから舐(な)めちゃったよ」という父はいやしい。てなわけで、パンや壁などがぼろぼろと崩れる、または、崩すという動詞。語源は古英語の gecrymmian 「小片に分割する」。
同義語
disintegrate, collapse, dogged, perish, degenerate, decompose
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