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以上、ほんの一例ですが、こういう単語の使い分けができるんじゃないかという表をまとめてみましたが、ここでもね、この表でこの単語はインフォーマルになっているけど、実際にフォーマルで使われてたぞなんてこともあります。それぞれ何をライティングするのかという用途や内容によっても違ってくるということですね。ここを理解しておいてください。ということで、一般的に、以下のようなルールが成り立つようです。 ラテン語源の単語というのは、フランス語などから入って来た単語のことで、たとえば、「難しい」という単語なら、 これはですね、じゃあ、前置詞を省こう!なんてことじゃないんですよ。上の内容にも関連していますが、英語本来の動詞は、前置詞を伴って表現するものが多いですからね。たとえば、「取り除く」という単語なら、 これが絶対的にこうだ!というルールではないんですがね、だいたい、こういう傾向があるとご理解いただければいいと思いますよ。 では、具体的に文章をフォーマルにするにはどうしたらいいかですが、言ってみれば、フォーマルなライティングの傾向に近づけるといいわけです。また、人によって感じ方が違うということですね。ある人は、「これで十分フォーマルじゃないか」と感じる人もいれば、「いやまだまだインフォーマルだ」と思う人もいるんですよ。世の中、ほんと、いろんな人がいますからねえ。 ということで、「これがフォーマルだ!」とか「インフォーマルだ!」という絶対的なルールはないわけですが、「よりフォーマル化する」とか「よりフォーマル度が高い」ということは言えると思います。つまり、文章を「フォーマル化」することで、だんだん「フォーマル度」が高まるというふうに考えましょう。最も「フォーマル度」が低い表現は「インフォーマル」だということになり、最も高い場合は文句なしの「フォーマル」というわけです。次のページでは、それをまとめてみましょう。 |