スペイン語文法ノート 英語なら a、an、the しかない冠詞もスペイン語では全部で9種類。男性名詞、女性名詞、単数、複数と、それぞれ冠詞が異なります。ここでは、そもそも冠詞の役割は何なのか?―といったことも含めて、スペイン語の冠詞の概要をつかんでおきましょう。




スペイン語の冠詞について3

Última actualización: 13 de septiembre 2018


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定冠詞 (Artículo determinado/definido)

スペイン語には、男性単数、男性複数、女性単数、女性複数、中性の5つの定冠詞があります。

区別 単数 複数
男性 el los
女性 la las
中性 lo

  前置詞との組み合わせ
男性名詞につく定冠詞 el が、前置詞 a 、de が前に来た場合、以下のように結合します。

a + el --> al de + el --> del
例)
al pueblo, del pueblo

ただし、その定冠詞が固有名詞の一部を形成している場合は、結合せず、そのまま離して使います。
例)
ir a El Escorial (エル・エスコリアルへ行く)
director de El País (エル・パイスの編集長)

  母音で始まる女性名詞
アクセントのある母音で始まる女性単数名詞の前につく場合、定冠詞 la は使わず、男性形の el を使用します。
例)
el ama (その主婦)
el hada (その妖精)
el agua (その水)

ただし、女性の名前やアルファベットの文字につく場合は、女性形の la を使います。
例)
la Ángela (そのアンヘラ)
la a de la palabra (その単語の a の文字)


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