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Last update April 6, 2020

英文コピー実験室


さて、英文コピーには、日本語のコピーのように一から文章を創作する場合と、日本語の原稿に基づいて、翻訳をベースにしながらライティング化する場合とがあります。もちろん、英語圏であれば最初から英語の文章を起こすのが普通ですが、日本で英語版を作成する場合、翻訳をベースに作成する場合がほとんどと言ってもよいでしょう。

そういうことから、日本では、単純に日本語から英語に翻訳した原稿を英文コピーと呼んでいることもあり、事実、そうだと思っておられる方も多いようです。しかし、厳密には、単なる翻訳の文章はコピーライティングにはなり得ません。逆に、英語から単純に日本語に訳したものがそのまま日本語のコピーライティングとは言えないのと同じで、やはり、それなりの文章表現アイデアがなければコピーとは言えないでしょう。

とはいえ、その辺を心得ておられないクライアントさんもおられ、ライティングとして書かれた英文を日本語の原文と細かくつき合わせてナンセンスなチェックが入って来たりする場合もあり、悩ましいところもありますが、単なる翻訳とコピーライティングは違うという理解をしておられるクライアントさんとのお仕事は充実したものがあります。

では、想像力や創造性を働かせながら、実際に、英文コピーを作成してみたいと思います。