英語でニュースを読みこなすための戦略 (3)戦略 2. 「見出し」-->「サマリー」から始める (2)「サマリー」を読む次に、「見出し」に慣れてきたところで、次は「サマリー」の部分を読んでみましょう。「サマリー」は見出しの下に書かれている数行からなる記事の要約文のことです。ちなみに、最近筆者も第二外国語の学習などで取り入れている方法ですが、 また「英語雑貨屋」の専用 こうして、「見出し」や「サマリー」を読んでいると、当然のことながら知らない単語や熟語も出てくることでしょう。しかし、文章的には短いものですからその数は少ないはずです。ここはひとつ、面倒くさがらずにしっかり辞書を引きましょう。お勉強の好きな方は、単語・表現ノートを作って意味をメモしておくといいでしょう。ニュースの英語は文学作品ではありませんので、同じ単語がよく登場します。一度調べて書き留めておけば、意味を忘れた場合も安心ですね。さらに、ノートの単語数が増えていくと、「自分も勉強してるな」とか「これだけも単語をマスターしたぞ」といった、学習継続には欠かせない良い「自己満足」を得ることができます。そして、単語や表現を書きとめた手帳サイズのノートなどが一冊終わったりすると、これもまた、なかなかの充実感があるものです。 最後に、大事なポイントをもうひとつ。知らない単語や熟語を調べても、その表現の意味がわからないことがあります。その場合はまず、何度も読み返し、想像力をフル回転させて理解しようと努力してみます。その結果、理解できたときは読解力がつきます。しかし、それでも理解できないという場合は、深追いするのはやめてそのまま放置しておきます。なんだかいい加減に聞こえますが、理解できない理由には「まだ英語のスキルが足りない」や文化的な背景などもあり、現時点ではどうしようもない理由もあるからです。スキルが足りない場合は上達した時点でわかるようになりますし、文化的な場合も、それに関連した情報や洞察力がついてくればわかるようになる場合もあり、それでもわからない場合もあるからです。とにかく、わかるところから始め、それを続けることが大切です。 以上、ここのプロセスでのポイントをまとめてみると、以下のようになります。
Point 1. 知らない単語・熟語は調べる→知らないままではスキルアップしない
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