英語から日本語になったカタカナ言葉はいろいろありますが、逆に日本語から英語になった言葉はあるの?そんな日本をルーツとする単語を集めています。



現在地→ | 英語雑貨屋トップ | 英語用語集 | 英語独学室 | 英語資料室 | 英語なんてタコ/英語になった日本語 |
             



Last update January 3, 2019
ヒジヤン:タコくん、これ抹茶アイスクリームだけど食べる?
タコ:あ!タコ、抹茶アイス大好きです。ぱくっ。ん?*@&#¥!!!ぱぽーっ…
ヒジヤン:はは、見事に引っかかったな。
タコ:ぴぽーっ!か、辛いっス!
ヒジヤン:タコくん、あまり食い意地が張ってるとよくないな。
タコ:ぱぴーっ!ま、まいったっス。
ヒジヤン:こういうの、アメリカで流行ってるらしいよ。知らない人に抹茶アイスとか言って食べさせるんだって。
タコ:ぷぱーっ!ぴどいっス。タコ、ベロがしびれて来ました。
ヒジヤン:ということで、今日の英語になった日本語は何でしょう?
タコ:ぴペーっ!パザビ~っ。
ヒジヤン:へへ…

 JPE010  Wasabi



タコ:あー、辛かった。タコ、もう少しで寿司ネタになるところでした。
ヒジヤン:そう言えば、最近寿司食ってないな。タコくん、寿司食いに行こうか。
タコ:タ、タコ、遠慮しときます。
ヒジヤン:ざるそばもいいねえ。きりりとワサビが効いてて。わさび豆なんかも、ビールのつまみにはいいよね。
タコ:もう、やめてくださいよー。まだ立ち直れないっス。

モモコ:タコちゃん、だいじょうぶ?まったく、ヒジヤンさんたら、困ったもんね。
ヒジヤン:てへ。
タコ:ふう~。では、モモコ先生、さっそく説明お願いします。
モモコ:英語の辞書によると、wasabi
Wasabia japonica syn. Eutrema japonica. A condiment that is prepared from the thick pungent greenish root of an Asian herb of the mustard family and is similar in flavor and use to horseradish
つまり「学術名をワサビア・ジャポニカ、あるいはエウトレマ・ジャポニカという太くて辛い緑色をした、アジアの芥子科植物の根から取れる薬味。その味や用途はセイヨウワサビに順ずる」
ということね。

タコ:ふーん、西洋にもワサビがあるんだ。
モモコ:でも、味は日本のワサビのほうがキツイらしいわ。
ヒジヤン:外国人にも日本のワサビが食べられるのかなあ。
モモコ:けっこう、好きな人もいるみたいよ。チューブのじゃダメなんてこだわってる人もね。
ヒジヤン:なかなか、根性ある人もいるんだ。
モモコ:それでね、なんでもワサビは虫歯予防に効くっていう研究結果が出てるみたいよ。
タコ:へえー。でも、ボクとしては、キシリトールのほうがいいっス。
モモコ:ふふ、よっぽど懲りたみたいね、タコちゃん。なんでも、ワサビは食品を殺菌するという作用があるから、口の中の殺菌にもなるってことらしいわ。
ヒジヤン:じゃあ、チューブに入った「練りワサビ歯磨き」とかいいね。
タコ:ええーっ!タコ、あんなもんで歯磨けないっス。
ヒジヤン:じゃあ、噛むだけで虫歯予防になる「ワサビガム」ってのはどう?
タコ:イヤっス!遠慮しときます。タコ、ヒジヤンさんの言うことはもう、信用しないっス。
ヒジヤン:おいおい、怒るなよ。
モモコ:ふふ…。

(Originally posted in 2006)