英語から日本語になったカタカナ言葉はいろいろありますが、逆に日本語から英語になった言葉はあるの?そんな日本をルーツとする単語を集めています。
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Last update January 3, 2019
ヒジヤン:
タコくん、これまでに印象に残ってる先生とかいる?
タコ:
いるっスよ。生物のタコ八郎先生。
ヒジヤン:
へえー。
タコ:
エビ取りの名人でした。今元気だったらもう800歳くらいかな?
ヒジヤン:
ふーん。
タコ:
あ、今日の英語になった日本語はひょっとして「先生」ですか?
ヒジヤン:
うん、まあね。
タコ:
ヒジヤンさんはどうなんっスか、印象に残ってる先生は?
ヒジヤン:
いや、それが、どんな先生がいてたか全然覚えていないんだ。あんまり勉強好きじゃなかったしね。
タコ:
ええ?誰も全然覚えてないんっスか?
ヒジヤン:
うん…。給食のおばちゃんならよく覚えてるんだけどなー。よく献立聞きにいったからね…。
JPE011
Sensei
タコ:
…なんか、今回は最初からトーンダウンしてますよね。
ヒジヤン:
いやあ… 誰かひとりくらい覚えててもよさそうなんだけど…。
タコ:
まあ、いいじゃないっスか、ヒジヤンさん。あまり気にしないほうがいいっスよ。
ヒジヤン:
うん…。
タコ:
あ、そうか!モモコ先生がいるじゃないっスか!
モモコ:
そうね。今からせいぜい覚えといてもらったらいいと思うわよ。
ヒジヤン:
ああ、そうだね…。
モモコ:
じゃあ、説明を始めましょう。英語の辞書によると、
sensei
は
a teacher of martial arts (as karate or judo)
つまり
「空手や柔道などの武術の教師」
というふうに説明されています。
タコ:
へえー、学校の先生とか言う意味ではあまり使わないんだ。
モモコ:
そうね。日本では学校の先生も政治家も、弁護士や税理士から会計士まですべて「先生」って呼ぶけど、英語ではかなり限定されているようね。
ヒジヤン:
そうか、日本では「先生」と呼ばれる人が多すぎるから印象に残らないんだ。
モモコ:
そういえば、先日たまたまアメリカ映画を見てたら、空手を習ってる男の子たちがいてね、もうすごいのよ。何を言われても絶対服従。
Yes, Sensei!
とか言って、どんなことでも言うとおりにやるの。
ヒジヤン:
自己主張の強いアメリカでは、絶対的な存在は武道の先生だけってわけか。
タコ:
でも、先生の言うことは素直に聞くべきですよ。
モモコ:
タコちゃん、良いこと言うわね。
タコ:
Yes, Sensei!
モモコ:
じゃあ、頑張って英語勉強すんのよ。
タコ:
Yes, Sensei!
モモコ:
予習復習を忘れずに、毎日単語は100個くらい覚えて欲しいわね。
タコ:
Y...Yes, Sensei!
モモコ:
それから、毎日英語で日記もつけてさ、それから、それから…
タコ:
Yes! Yes! Sensei!
ヒジヤン:
… あほらし。
(Originally posted in 2006)