File No. 955
▲Page top
|
shroud
[ʃraʊd]
|
覆い(う)、帳(とばり)などの薄い布、経帷子(きょうかたびら)
|
- The statue covered in a shrouded was unveiled in the ceremony.
- The tower of the building was shrouded by billowing smoke.
|
式典などで一般公開される銅像などに被せてある白い布や、死体を埋葬するときに包む経帷子という意味。その他、機械などでブレードやファンを覆うカバーや、船のマストに使う横静索(シュラウド)という意味もあります。また、動詞として使うと、布などで覆うという場合や、辺り一面、白い雪に覆われているとか、比ゆ的に、わたしは希望と喜びに包まれています、などという表現として使われます。語源はスカンジナビア語源の skrud 「洋服」から古英語の scrud 「服」に。
|
File No. 954
▲Page top
|
kabob, kebab
[kəbɑb]
|
カバブ (野菜と肉の串焼き)
|
- The restaurant serves kabobs with cooked rice pilaf.
- There is a kebab shop on the main street.
|
「これって、獅子とカバと豚の肉?」などとオヤジさんたちが思わずダジャレを言ってしまいそうになる料理「シシカバブー」のことで、日本でもすっかりお馴染みになりましたが、細切れにした野菜や肉を串刺しにして焼いたものを言います。素材をマリネ(酢漬け)にしてから焼くのがポイントで、酢漬けにすることで、脂身の少ない肉でも焼いたあとに固くならないのだとか。 shish kabab とも言い、語源はトルコ語のsiskebap。 sis は「串刺し」を意味し、 kebap は「あぶり焼きした肉」。また、 kabob には、 kabab 、 kebab などいくつかのスペルがあります。
|
File No. 953
▲Page top
|
largesse
[lɑ:rʤes]
|
多額の祝儀、 気前のよさ、寛大
|
- There's no real justification for accepting such largesse from any company.
- His accomplishments have been due to the largesse of enthusiasm and perseverance.
|
「少ないけど祝儀や、取っとけ」と親分が子分に封筒を渡す。開けてみるとなんと100万円が…!「親分、こんなにもらっていいんっスか?」 「お前にはこれからも働いてもらわんといかんしな。」 「ごっつあんです!」などということで、気前良く、多額のお金をポンと渡す「贈り物」のこと。大企業などが行う政治献金といった意味もあります。しかし、「ただ」ほど高いものはなく、決して「ただ」ではありません。困ったときに便宜を図ってもらうという暗黙の了解があるのは言うまでもありません。お金以外にも「寛大な心」とか「多大な情熱」というふうに使われることもあります。語源は古フランス語の large 。
同義語
generosity, charity, bounty, benefaction, bequest
|
File No. 952
▲Page top
|
bigwig
[bɪɡwɪɡ]
|
おエラ方、大物
|
- I had a chance to meet a corporate bigwig the other day.
- Her father is a bigwig in the town.
|
文字通りの意味は「大きなかつら」。しかし、実際には、おエライさんたちが大きなかつらを被っていたりするといろいろと大変。第一、半導体の工場見学などでは特注の大型帽子が必要になります。ということで、17世紀のヨーロッパでは、重要な人物はみなかつらを被っていました。それも時が経つにつれて、かつらはだんだん大きくなり、被っているかつらが大きければ大きいほど、その人は「大物」ということになるわけで、なかには、かつらが大きすぎて背中や肩が隠れたりするほどだったとか(?)。現代でもイギリスやイギリス連邦の国では、裁判官や弁護士などが伝統に則ってかつらを着用しています。
同義語
dignitary, celebrity, mogul, notable
|
File No. 951
▲Page top
|
buckle
[bʌkl]
|
バックル(締め金)で締める、曲げる、屈する
|
- It is not a good idea to use a buckle collar on your pet.
- Once he was admitted to the college, he buckled down to his studies.
|
ベルトなどを留める金具であるバックルを指します。動詞として使うと、バックルを締めるという意味の他に、buckle down to で「精力的に取り組む」といった意味や、 buckle under pressure など、圧力などに屈するという意味があります。その他、麦や稲の穂が強い風に吹かれて曲がっているというように、何かの外的要因の影響で曲がるという場合にも使われます。語源はラテン語の buccula で、bucca 「頬」の縮小辞。ところで、なぜ「留め金」の語源が「頬」なのか(頬っぺたが痛いのでは)と不思議に思ってしまいますが、なんでも頬のあたりで固定させるようなヘルメットの紐のことを buccula と呼んでいたようです。
同義語
fastener, clip, clasp, fasten, secure, bend, warp, crumple
|
|