File No. 1495   ▲Page top
drizzle
[drɪzl]

ぬか雨・霧雨(が降る)、食材などを湿らす

  • Drizzle the meat with some olive oil.
  • The sun came out after a drizzle in the morning.

集中豪雨のような降り方ではなく、ちょっと湿らす程度の細かい雨を言います。さすがに霧雨ならびしょぬれになることもありません。同様に、ソースや醤油などをどばっとかけすぎるとせっかくの食べ物も台無しになってしまうこともあるせいか、料理の手順でも drizzle it with sauce 「ソースで湿らす程度に」といった表現で使います。とは言え、これがなかなか技術が要るようで、勢いあまって、豆腐が醤油のなかでヒタヒタ…。しかも、醤油ならまだいいが、間違ってソースをかけていたなんてことも。語源は中世英語の drisning 「露が落ちること」。

 同義語  spray, mizzle, shower, sprinkle


File No. 1494   ▲Page top
stodgy
[stɑʤɪ/stɔʤi]

こってりした、ごてごてした、重苦しい、退屈な

  • He loves stodgy food and now is concerned about his cholesterol level.
  • Written by a pedantic author, the book is stodgy and boring.

「お昼は私がおごろう、何がいいかね?」 「そうですね、今日はちょっと胃の調子が悪いので…」 というときに、お昼のメニューは、天丼、うな丼、フライ丼、唐揚げ丼、豚骨ラーメン丼(?)です、など、胃にもたれそうな食べ物に対して使います。また、こってりしたお昼を食べながら、上司の退屈な自慢話を延々と聞かされて気分ももたれてきましたなど、息が詰まりそうな状態に対しても使います。しかも、「いや、前例のないことはやっちゃいかん」など考え方が古いとか、相手の気持ちがわからず鈍感など人に対しても使います。stodge 「詰め込む」という動詞から。

 同義語  heavy, starchy, stuffy, dull, boring


File No. 1493   ▲Page top
crinkle
[kríŋkl]

しわを寄せる、しわが寄る、カサカサ・パリパリという音をたてる、紙などのしわ

  • The toy crinkles and jingles depending on which part the baby touches.
  • When I said this, her face crinkled into a smile.

一人暮らしのおばあさんが夜寝ていると、なにやら音がします。「なんだい?こんな夜中に」とおばあさんは額にしわを寄せながら、灯りをつけてみると、小さなネズミが「カサカサ」と音をさせながらおばあさんの大好物のチョコの包みを開けようと…。ネズミはバツが悪そうに、「ごめんなさい。ボク、あまりにもお腹が空いていて…」と言います。おばあさんは、しわを寄せてニッコリしながら「たんとおあがり」と言ってチョコをくれてやりました。次の夜のこと、たくさんのネズミたちがやってきて、おばあさんはネズミの国へ連れて行ってもらい、そこで幸せに暮らしましたとさ。語源は古英語の cringan 「曲げる」。

 同義語  crease, wrinkle, crumple, ruffle, crimp


File No. 1492   ▲Page top
bow
[boʊ]

弓、ちょう結び、弓で弾く

  • The girl wears a bow in her hair.
  • The device can be worn by clipping to an eyeglass bow.

アーチを描くようにカーブしたものを言います。弓矢の「弓」という意味の他にも、ご存知レインボーはレイン「雨」のボー「アーチ」、蝶々のような結び目という意味もあり、ボータイと言えば蝶ネクタイ。また、リボンをつけた女の子などという場合に使う「リボン」も英語ではこの bow を使います。日本語にもなっている ribbon はどちらかというと、結ぶ前の紐状(あるいはテープ状)のものを指します。その他、メガネのフレームのなかでも、耳に引っ掛ける曲がった部分のこともこう呼ばれます。また、バイオリンなどの弦楽器を弓で弾くという動詞としても使います。語源は古英語の boga 「弓、アーチ」。


File No. 1491   ▲Page top
dim
[dɪm]

薄暗い、ほの暗い、ぼやけた、かすんだ、おぼろげ、鈍い

  • We had to read in the dim light of the candles.
  • I have a dim memory of my grandfather who died when I was small.

月明かりやろうそくの薄明かりとか、遠くでかすかに犬の遠吠えが聞こえる、目が悪いのでぼんやりとしか見えない、幼い頃のことをぼんやりと覚えているなど、照明、音、視界、記憶などがおぼろげな状態を言います。薄暗い照明もロマンチックな雰囲気があり、ぼんやりした記憶もたいていは良いことしか覚えていないようですし、おぼろげなのも決して悪いことではないようです。たまには電灯を消して、ろうそくの明かりで家族だんらんをしながら、静かな夕べを過ごすなんていうのもいいかもしれません。その他、スラングとして、頭が鈍いという意味でも使われます。語源は古英語の dimm 「薄暗い」。

 同義語  subdued, feeble, murky, opaque, dingy, foggy, fuzzy, hazy, indistinct, misty, obscure, shadowy



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