File No. 2155
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squeak
[skwi:k]
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チューチュー鳴く(声)、キーキーいう(音)、間一髪で逃れる(こと)
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- I heard a rat squeaking in the bed.
- I barely squeaked by in math with C in high school.
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短くて甲高い鳴き声や音のことを言い、うちの小さな弟が「チューチュー」泣いていますというのではなく、たいていはネズミの鳴き声。あるいは、古いドアがきしんで音をたてるというときの「キーキー」という音を表します。その他、「あ、人間だ、逃げろ!」「あ~、助かった。危機イッパチューだったぜ」なんてことで、危機などを間一髪で逃れるという場合にも使います。とくに、「あ、先輩の成績表、目の検査みたいですね」(「C」ばっかり)など、試験をかろうじてパスするといった状況で使われることが多いようです。語源は古ノルド語の skvakka 「カーカー、ケロケロと鳴く」。
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File No. 2154
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kohl
[koʊl]
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コール墨(アラビアのアイシャドー)
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- Kohl is the equivalent of eyeliner or mascara mainly used by people in the Middle East.
- The origin of kohl dates back to 3500 B.C. as protection against eye illness.
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古代エジプトの壁画などに描かれている人物像の目のまわりにしっかり引かれているアイライン。アラビア地域や北アフリカ、南アジアなどで使われるアイライナー、シャドーのことを特にこう呼びます。そういえば、アラビア地域やインドの女性たちの目元は印象的ですが、日本人があそこまでやるとパンダになるのかもしれません。ちなみに、このコール、もともとは、化粧というよりは陽射しの強さから目を保護するとか、母親が子供の目元にも塗るなどして、目の病気を防ぐおまじないといった目的があったようです。語源はアラビア語の kuhl で、アンチモニーという物質を粉にしたもの。
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File No. 2153
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pomp
[pɑmp/pɔmp]
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壮観、華麗、盛大さ
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- The pomp of the show just enchanted the audience.
- With music, dancing, and variety of events, the festival was such pomp.
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「もう地味婚も古いし、私たちの結婚式は盛大にやりたいんです」「なるほど。で、新郎新婦がゴンドラに乗って入場ですね」「いえ、新郎新婦だけじゃなくて、披露宴の出席者全員が一人ずつゴンドラに乗って、ゴンドラ行列になります」「となると、大きな湖が必要ですね」「ええ、琵琶湖でも貸し切ろうかなと…」「で、新婦の衣装が○林幸子」「はい。新郎のほうは○川憲一です」「それに花火ですね」「それとサーカスも付け加えたいんですけど…」「そして、締めくくりは…」「参勤交代行列で新郎が大阪に帰ります」というわけで、壮観、盛大、きらびやかさ、華麗な様子を表す名詞。語源はギリシア語の pomp 「行列」。
同義語
grandeur, splendour, magnificence, pomposity, grandiosity, vainglory
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File No. 2152
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oenophile; enophile
[í:nəfaɪl]
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ワイン愛飲家、ワインコレクター
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- My father is an oenophile and enjoys a fine bottle of wine every weekend.
- Also known as wine connoisseurs, some oenophiles own their vineyard.
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「私はワインが好きなんです」「へえ?なんでですか?」「なぜってお酒だから」「でも、お酒だったら他にもあるじゃないですか」「いや、ワインはやっぱり、みんなでワイワイ言いながら飲めるし」「だから、他のお酒もワイワイ言いながら飲んだらいいじゃないですか」「でも、美味しいでしょ?」「ですから、他のお酒も美味しいんですってば」というようなことではなく、言うまでもなく、ワインならではの味や風味を楽しみ、愛飲する人のこと。また、ワインのコレクターという意味もあります。語源はギリシア語の oinos 「ワイン」+「愛好家」を意味する接尾辞 -phile 。スペルには enophile 、oenophile の二通りがあります。
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File No. 2151
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bungle
[bʌŋɡl]
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へまをやる、へま
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- Actually, his bungle has caused a grave consequence.
- A burglar bungled when he tried to break in and busted.
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ハラハラ、ドキドキのアクションシーン。「いいか、チャンスは1回きりだ。1、2、3の合図とともに列車の屋根に飛び降りるぞ」「はい」「じゃあ、行くぞ、1、2、4、あ、間違えた」「え?そんなとこで数え間違いしないでください。列車が行っちゃいましたよ」「すまん、ちょっと緊張しすぎて…」なんてことで、さすがに、フィクションでは絶対にこのような「ヘマ」は起こらないことになっています。さんざん、苦労して最後の最後、クライマックスで失敗して終わりというのはやはり悲しいですね。ということで、それひとつで全体の計画などがダメになってしまうような不細工な行動のことを言います。語源は、スカンジナビア語から。
同義語
blunder, bumble, flounder, fudge, fumble, limp, muddle, shuffle, stagger, stumble, boggle, botch
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