File No. 2120
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slither
[slɪðə(r)]
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ずるずる・するする滑る
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- She jumped from surprise when she found a snake slithering in the bush.
- They started running to see a crocodile slithering out of the water.
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ヘビやワニなどの爬虫類の滑らかにすべるように移動する様子を表す動詞。確かに、ヘビには足がないので「足が速い」とは言いませんが、足がない分だけ、摩擦がないということなのか、あの長い全身を動かして素早く移動することができます。てなわけで、「ライバル会社のラニング・スニーカーに対抗して、わが社ではこれ、スムーズ・スネーカー」(架空)「ほう…」「この中にすっぽり入って腹ばいになり、スイッチを押すとほら、お腹の部分の蛇腹がくねくねと動き… (スルスルスルッ)」なんてことで、語源は古フランス語の slidrian で、slidan 「滑る」の反復形。
同義語
slide, slip, glide, snake, undulate, slink, skitter
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File No. 2119
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coppice
[kɑpəs/kɔp-]
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雑木林、雑木の手入れをする
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- Ten more new species were found in the coppice.
- Coppices used to provide wood for various purposes including the production of charcoal.
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野生のままの野放し状態の森やジャングルではなく、定期的に刈り込みなどをして、きちんと管理されている林のことを言います。木々もどちらかと言うと高さが低く、茂みのようなものが多いようです。きちんと手入れをしてどうするのかというと、薪や木炭にする材料を取ったり、シナモンの木を植えて、その皮を使うといった実用的な目的があります。また、若い木を切り株まで切り、そこから生えてくる枝を成長させ、それをまた利用するなどの特殊な方法があるようです。語源は同義語の copse で、そのまた語源は couper 「切る」から来た古フランス語の copeiz 「木を切るための林」。
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File No. 2118
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urchin
[ə:(r)ʧɪn]
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いたずらっ子、(卑しい身なりの)男の子、ウニ、ハリネズミ
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- When he was small, he was an urchin and undisciplined boy.
- He showed us how to cook urchins.
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「おい、人間がまたボクらを捕まえに来たぞ」「どれ、いたずらしてやろう。チクッ」、人間:「いて!トゲに刺されちゃったよ」「まあ、わんぱくなウニね」なんてことで、海の生物「ウニ」の他に、「痛い!お尻に押しピンが…」「まあ、わんぱくな押しピンね」「じゃなくて、誰かがいたずらしたみたいです」「誰ですか!そんないたずらをしたわんぱく坊主は(ちょっと古い言葉ですね)」ということで、いたずら好きなやんちゃな男の子という意味でも使われます。その他、ウニのように全身がトゲになっていることからハリネズミという意味もあります。語源はラテン語の ercius から来た中世英語の urchone 「ハリネズミ」。
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File No. 2117
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mountebank
[maʊntəbæŋk]
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香具師(やし)、山師、ニセ医者
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- People used to buy nostrum from mountebanks vending dubious medicine.
- He talks like a mountebank and vends like a machine.
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「さあ、買った、買った。ダイヤモンドの叩き売りだ。1個たったの100万円。ええい!持ってけ、ドロボー…」「あの、キミ、困るよ。そんな売り方は。うちはテファニー(架空)の宝石店なんだから」というわけで、トークやジョークでお客を引き付け、誇大広告さながらの効用を述べながら、ニセ物や品質の疑わしいものを売る物売り師のことを言います。なかでも薬を売る人を指し、ニセ医者という意味もあります。語源はイタリア語の montambanco 「ベンチに上る」で、人々の注意を引くためにベンチの上に上がってしゃべり始めることから。
同義語
charlatan
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File No. 2116
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curts(e)y
[kə:(r)tsi]
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丁重な女性のお辞儀
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- She stopped and made a curtsy to him.
- She was practicing her curtsy in front of the mirror.
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舞踏会などのシーンで、ドレスを着た女の人が両手で少しすそを持ち上げ、ぴょこんとお辞儀をしている、あれですね。舞台で最後に観客に向かってあいさつをする場合にも使われます。適当に膝を曲げたらそれでいいのかというと、やはり、正式なやり方があるようで、右足より左足のほうが前に出るような形で、右足のつま先で左足のかかとのすぐ後ろの地面に触れるようにポーズを取り、両膝を少し曲げます。「あのー、ズボンなんですけど、すそは?」という疑問もわいてきますが、すそを持ち上げるのは、あくまでも長いドレスのときということでしょう。語源は、courtesy 「礼儀」の変形。
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