日本語 |
英語 |
備考 |
は
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ハイサイクル化 |
high-cycle operation; high-cycle production |
ある工程などにかかる時間を速くする取り組みのこと。実際は、使用されるコンテクストのなかで、high-speed molding などのように表現したほうが具体的。 |
バッチ生産 |
batch production |
大量生産を目的としたライン構成ではなく、多品種少量生産に適した生産方式。対は連続生産。 |
バッファ |
Buffer |
TOC 理論の手法である DBR のうちの1つで、生産プロセスに存在する変動性による混乱を緩和するためのショックアブソーバーであり、日常的な混乱からスループットを守り、ドラム(制約資源)が原材料不足で停止することのないようにする。 |
ひ
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PSI |
Production, Sales, Inventory |
統合型生販在計画。生産・販売・在庫の数量を調整し、 需給バランスを最適化すること。 |
PL法 |
Product Liability law |
製造物責任法。欠陥製品による被害から消費者を保護する目的で制定された。企業の過失の有無に関わらず、製品の欠陥さえ証明できれば、企業に賠償責任があるものとされる。 |
PLM |
PLM (Product Lifecycle Management) |
製品の開発コンセプトから設計、製造、量産、メンテナンス、打ち切りまでといったライフサイクルを一貫して管理しながら、企業内外の戦略的パートナーとのコラボレーションを促進、そのために構造化したフレームワークを提供する企業戦略をいう。それによって得られるメリットは、1)新製品の企画・開発・試作から量産への移行を短期間で行なえる、2)既存製品の設計変更が迅速、3)設計変更がコスト、在庫、製造工程など経営全体に与える影響を事前に分析できるといった点が挙げられる。 |
BTS |
Build to Stock (BTS) |
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PDM |
Product Data Management (PDM) |
設計技術情報管理。今日の製造業における課題として、従来の CAD 等による個別業務の効率化から、 設計、生産、調達などモノ作り全体を見渡しての改善があげられ、その取り組みの核となるしくみをいう。 |
BTO |
Build to Order (BTO) |
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PP |
Production Planning (PP) |
販売計画、予算など上位計画を考慮し、生産すべき製品の生産量、時期などの大枠を計画すること。 |
品質の定量化 |
quality quantification |
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ふ
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VMI |
Vendor Managed Inventory (VMI) |
メーカー主導型在庫管理で、納入業者(ベンダー)が納入先(小売店)の在庫管理を行うシステム。 |
VPDM |
Virtual Product Development Management (VPDM) |
設計初期段階の CAD と生産段階での管理である PDM とのギャップを埋めるためのソリューションをいう。設計の初期段階で部門をまたがって製品データを共有、検討することができる。 |
複雑系 |
complexity system |
地球環境、脳、生態系、社会組織など、多くの異なる分野におけるさまざまな要素がいろんな形で絡み合うために予測やモデリングが極めて難しい複雑なシステム(系)のことであり、ものごとをそういった考え方でとらえた場合のシステムのこと。 |
複雑系管理 |
management of complexity |
多様化する市場ニーズや市場の変化、リードタイム短縮化、製品の低価格化などを背景に、ますます細分化する顧客ニーズへの迅速な対応が迫られ、ますます複雑化していく経営において、こういった複雑性にいかに取り組み、市場での優位性を築くかという考え方。→複雑系 complexity system |
歩留まり |
yield |
生産されるすべての製品数に対する、不良製品を取り除いた製品数(良品)の割合。 |
歩留り向上 |
yield improvement |
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不良率 |
defect (or defective) rate |
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プリント基板 |
PCB (Printed Circuit Board) |
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プロセス型(系)製造業 |
process manufacturing |
混合したり、化学反応を起したりという加工プロセスが必要とされるものを生産する製造業種。たとえば、原油をガソリンに加工するなどの製造を言う。ディスクリート系の逆。 |
ブルウィップ効果 |
Bull Whip Effect |
小売での需要変動が増幅してメーカーに伝わり過剰在庫を生み出す現象。これを防ぐのが効果的な SCM の目的。 |
分散制御 |
distributed control |
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へ
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平準化 |
heijunka; load leveling; production smoothing; demand smoothing; leveled production |
全体の生産量を均一に調整すること。 |
ほ
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包装 |
packaging |
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ポカよけ |
mistake proofing; Poka-yoke; avoiding inadvertent errors |
不意に発生するミスを防ぐという概念で、日本語がそのまま使用されている。 |
ボトルネック |
bottleneck |
TOC 理論において、目標を到達を最も妨げているもの(工程など)をフル活用することによって、全体の改善につながるという考え方があるが、その妨害しているものをボトルネックという。たとえば、ボトルネックとされている最も遅い工程に合わせて、他の工程が稼働すれば、過剰生産する必要がないというようなこと。 |
BOM |
Bill of Materials (BOM) |
製造業において、部品表などの帳票類を総称して呼ぶ。E-BOM(設計部品表)、M-BOM(製造部品表)、S-BOM(販売部品表)などがあり、各工程における製品の定義に関する様々な情報が含まれており、これらを統合することで商品サイクル全体を見渡した管理が可能。 |