スペイン語文法ノート 数学やプログラミングの世界ではなく文法の世界の「再帰」。英語では -self を使って表現すればいいのですが、スペイン語では主語に応じて異なる再帰代名詞というものもあり、なんだかややこしそう。そんなスペイン語の再帰についてまとめてみました。




スペイン語の再帰表現3

Última actualización: 12 de junio 2018


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間接再帰 (reflexivo indirecto)

行為の目的語が直接目的語である直接再帰に対して、間接目的語であるものを「間接再帰」と呼びます。つまり、「私は(私の)手を洗う」といった表現で、自分自身が間接目的語であり、実際に洗う対象となる直接目的語を伴います。日本語で「私の」というと所有格のように聞こえますが、もっと間接目的語らしく言うならば「私に対して」手を洗うということができるでしょう。


間接再帰は次のように構成されます。

私は
私の(私に対して)
洗う
(私の)手
(主語) + 再帰代名詞(間接目的語) + 他動詞(活用が主語と一致) + 直接目的語
(Yo) me lavo las manos

La gente se lava las manos para prevenir la gripe.
(インフルエンザ予防のため人々は手を洗う。)
Carmen se peina el pelo delante del espejo.
(カルメンは鏡の前で髪をとかす。)
¿Vas a afeitarte la barba ahora?
(君は今からひげを剃るのか。)