File No. 1560
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brusque
[brʌsk/bru(:)sk]
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言葉、態度がぶっきらぼうな、無愛想な
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- His brusque manner made him unpopular among people.
- The restaurant is famous for brusque service but delicious food.
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店に入っても「いらっしゃい」とも言ってくれない。水をポンと出されて、「何します?」とだけ。「え~と、何ができますか?」と聞くと、「メニュー見て」と言われる。で、メニューを見ながら恐る恐る注文すると、返事もしないで厨房に入っていく。というわけで、言葉や態度などに愛想がない、そっけない、ぶっきらぼうで、無礼な様子を表します。ちなみに、店主がぶっきらぼうでも料金が手頃で美味しいということになれば、「名物オヤジ」などと言われながらけっこう行列ができるラーメン屋などもよくある話。もっとも、これで、味がまずければ誰も来ないわけで、商売成り立ちません。語源はラテン語の bruscum から来たイタリア語の brusco 「粗い」。
同義語
curt, blunt, abrupt, terse, surly, gruff, monosyllabic, discourteous, unmannerly
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File No. 1559
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jest
[ʤest]
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戯れ、冗談、笑い種、冗談を言う、笑い種にする
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- His speech was full of jests, quips, and light words.
- He used to jest when he was young.
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冗談じみたの発言、冗談っぽい行動、相手をからかうことや冗談のネタ、気の利いた面白い発言といった意味の名詞。類似語は joke 。動詞として、冗談を言う、笑い種にするという意味でも使います。で、「で、開発してみました、うるさい部長の小言を防止するウルセーバスタ」 「へえ」 「部長の小言のパターンファイルをあらかじめ入力しておくと、小言が始まったときに自動的に防音シールドが降りて、部長を隔離します」 「それ、いいねえ… で、駆除なんかもできるの?」てなことで、語源は中世英語の geste で、さらに元をたどればラテン語の gesta 「行動」。
同義語
joke, play, quip, banter, hoax, prank, witticism
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File No. 1558
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rung
[rʌŋ]
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梯子(はしご)の段、横棒、椅子の桟(さん)
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- The first rung of the ladder is broken.
- He rested his legs on the rung of the chair.
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「梯子貸してください」 「いいですよ。ただし、二段目と三段目が壊れてありませんので、一段目から四段目まで頑張って登ってください」というのでは用をなさない梯子になってしまいます。というわけで、梯子を登るために足をかける「横棒」のことを言います。また、椅子の足と足の間に渡した「横棒」、または、自転車の車輪のスポーク(車輪の中心と縁をつなぐ細い針金のようなもの)という意味もありますが、後者の意味では、spoke の単語を使うことが多いようです。語源は古英語の hrung 「棒」。ちなみに、「この梯子は横棒はそろってますけど、右側の縦棒がありません」という梯子も使えませんが、梯子の「縦棒」は rail と言います。
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File No. 1557
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gulp
[ɡʌlp]
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ごくり(ぐい)と飲み込む(こと)、涙をこらえる、ごくりと息をのむ
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- He gulped his drink and began talking his experience.
- After taking a gulp of tea, he started to explain.
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「軽く一杯行きましょか?」 「いいですな」 ということで、最初はとりあえずビール。喉も渇いていたのでごくごく飲む。そして二杯目から、ウィスキーや焼酎の水割り、日本酒など、飲み方も変わってくるようで、がぶ飲みというよりは、一口ずつ「ごくり」と言った飲み方になるようです。ということで、「ぐい」、「ごくり」、「がぶがぶ」といった飲み方に相当する単語。日本語で言うと若干ニュアンスが違いますが、どちらかというと少量ではなく、ある程度の量で、それもゆっくりではなく、速い速度で飲む場合に使います。その他、息を飲む、涙を飲んでこらえるという意味もあります。語源はフラマン語あるいはオランダ語から来た中世英語の gulpen。
同義語
wallow, bolt, devour, gobble, swill, guzzle, quaff
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File No. 1556
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snort
[snɔ:(r):t]
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鼻を鳴らす、鼻息荒く言う、鼻を鳴らすこと
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- He snorted his disgust and left the room.
- The ducks are quacking, the dogs are barking, and the pigs are snorting.
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鼻を鳴らすといっても、「彼は鼻笛がうまい」とか言うのではなく、鼻孔を通して荒々しく呼吸をすることで、鼻息が荒いということになります。馬やブタなどの動物によく見られ、ブタのブーブーという鳴き声はここからきているようですが、人間がやると不平や不満、軽蔑の感情を表すときに鼻を鳴らすことが多く、snort one's disapproval などというふうに使います。人間がやるとあまりよろしくないことが多いようで、スラングではコカインなどを嗅ぐという意味もあります。その他、ウイスキーなどの酒類をぐいと飲むという意味もあります。語源は中世英語の snorten で、その元の形は fnorten 。
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