File No. 1880   ▲Page top
verdant
[və:(r)dənt]

緑の、青々とした

  • Verdant trees in the garden make a good shade for strollers.
  • With blue sky, emerald sea, and verdant hills, this place is a paradise for me.

木々や植物などが青々と茂っている様子を言います。ということで、「我が社は、これから環境問題への取り組みとして、緑のなかのオフィスをめざします」「緑を植えるんですか」「そんな生ぬるいことではいかん。会社ごと森の中に引っ越すことにする」「森の中に自社ビルを建てるんですか」「建物を建てようといった発想自体がいかん。オフィスはみな、木の上だ」(架空)など、緑に囲まれているだけでやすらぎがあります。「じゃ、山田くん、この書類、隣の課に届けてくれ」「はい、あ~あ~あ~~…」と今日もあちこちでターザンのような雄叫びが…。語源はラテン語の viridiare 「緑になる」。

 同義語  green, lush, leafy, grassy, fresh, flourishing


File No. 1879   ▲Page top
gobbledygook
ɑbldɪɡùk/ɡɔb-]

お役所ことば、訳のわからない表現

  • Technical terms often sound like gobbledygook to ordinary people.
  • They should learn how to speak in plain terms instead of babbling their gobbledygook.

「所定の用紙に従前の経緯および事由をご記入の上、捺印して主管課に…」「で、何したらいいんですか?」てなことで、意味のわからない言葉が並んだ言い回しのこと。お役所言葉だけでなく、たとえばパソコンのエラーメッセージ。「ソケットエラー11001」(電球の故障ですか?)とか、「不正な処理○×△ページ違反」(何も悪いことしてません)、あるいは「カーネルエラー」(ケンタッキー?サンダース?)など、だからパソコンは怖いなんてことにもなってしまいます。また、1つの文章が長いのも特徴で、それが「知性の証」というわけなのか、人が理解できないというのは気持ちがよいのかも(?)。語源は、アメリカの Maury Maverick という人が初めて使った言葉で、七面鳥の鳴き声を真似たものだとか。

 同義語  gibberish, jabberwocky, mumbo jumbo


File No. 1878   ▲Page top
tiffin
[tɪfɪn]

昼食

  • They used to have tiffin together at the restaurant.
  • In South India, tiffin generally refers to an in-between-meals snack.

お昼に食べる食事のことで、イギリスやインドなどで使われますが、普通に「昼食」というのと若干ニュアンスが違うようです。特にインドでは、ある地域では食事と食事の間に食べる「間食、おやつ」といった意味で使われたり、また、大都市ムンバイでは、奥さんたちが働く夫のために用意する「お弁当」のこと。ちなみに、勤務先に夫のもとに愛妻弁当を届ける dabbawala (下記 url 参照)という職業もあり、同時にたくさんの弁当を預かり、それぞれのお父さんに配達するのですが、驚くほど誤配が少ないのだとか。また、最近では、子供に持たせる「お弁当」という意味でも使われるようです。
https://en.wikipedia.org/wiki/Dabbawala


File No. 1877   ▲Page top
fluorescent
[flɔ:resnt]

蛍光の

  • This illumination uses fluorescent light.
  • He highlighted the text using a fluorescent pen.

学生時代によく使った蛍光ペン。一番大事なところは「黄色」のマーカー、次に大事なのは「ピンク」… などとやっているうちに、テキストはマーカーだらけになって、何も線を引いていない箇所のほうがよく目立つなんてことにもなりますが、引いただけで「勉強したぞ」という感じになる楽しいペン。もちろん、蛍光灯や夜間の道路工事の標識などにも大活躍。いっそのこと、家中の壁や家具、廊下などにも蛍光塗料を塗ったりすると、夜でもよく見えますので、蛍光灯要らずで、電気代も節約(?)。てなことで、この言葉を作ったのは19世紀の数学者・物理学者である Sir George G. Stokes


File No. 1876   ▲Page top
haze
[heɪz]

おもしろ半分にからかう、しごく

  • Humiliation caused by hazing is often traumatic.
  • Dubbed "initiation," many fraternities practice hazing.

軍隊やスポーツクラブなどで、先輩たちが新入りに対して「しごき」を行うという意味。ほんとに「訓練」であれば問題ないのですが、自分たちの立場の強さを利用したおもしろ半分の「いじめ」や「いやがらせ」の場合もあり、なおかつ、「イニシエーション」(入会の儀式)だの「団結力を強める」といった大義名分もついてくるようです。アメリカでも大学の fraternity  sorority (「友愛会」のようなもの)でもさかんに行われているようで、なかには死に至らせるような行き過ぎたものもあり、問題にもなっています。いずれにしろ、相手に屈辱を与えて喜ぶというのは、人間として、最も低俗な趣味にしか思えませんね。




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