File No. 1830
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gastropod
[ɡæstrəpɑd]
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腹足類の(動物)
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- Snails and slugs are gastropods.
- The snail is a gastropod with a soft body protected by a hard shell.
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コヤスガイやカサガイなどの貝類、カタツムリやナメクジといった動物のことで、ナメクジを除いて、螺旋(らせん)状の殻に覆われています。また、一見よく似たカタツムリとナメクジ。「昨日ここにいたカタツムリ、殻が取れてナメクジになっているぞ!」というのではなく、両者には構造的な違いがあるようです。また、「エスカルゴが食べられるんだったらナメクジも…」「殻がないだけ食べやすいかも」てなことで食べたりしてはいけません。カタツムリもそうですが、髄膜炎感染という病気にかかり、死亡した人もいるとか。語源はギリシア語の gastro- 「腹部」+ -poda 「足」で、足が腹部にあることから。
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File No. 1829
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obtrude
[əbtru:d]
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自分の意見などを押し付ける、出しゃばる、突き出す
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- He never obtruded his views and ideas on his children.
- She didn't want to obtrude herself on people's attention.
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「駅弁なら絶対めんたい弁当よ!」「他の人はどうですか?」「うなぎめしなんかもいいですね」「だから、絶対めんたい弁当だってば!」など、別に聞かれてもいないのに自分の意見や見解を押し付けることで、言い換えれば、「でしゃばる」こと。その他、obtrude oneself on one's attention など、人の注意に自分自身を押し付ける、つまり、「自然体で」というのではなく、たとえば、「私はこう思っています!」というようなことを強く印象付けようとするといった意味になります。また、物理的に頭などを突き出すという場合にも使われます。語源はラテン語の obtrudere で、ob- 「~に対して」+ trudere 「突く」。
同義語
cut in, horn in, intrude
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File No. 1828
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mustachio
[məstɑ:ʃɪoʊ]
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口ひげ
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- My grandfather used to wear a bushy mustachio and beard.
- "Humm..." he said stroking his curly mustachio.
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「いや、先生、お見事な口ひげでいらっしゃいますな」「ふむ」「かの○○先生も最近口ひげを生やしておられるようで」「ふん、あんな貧相なのといっしょにしてくれるな」ということで、口ひげは mustache 、そのなかでも、特にふさふさと茂っているものを言い、口も隠れるかと思われるほど大きいひげであるとか、なかには、口の両端の下にまで伸びているようなものも含まれます。口ひげのゴージャス版というわけです。アメリカ英語では、このようなヒゲのことを自転車のハンドルのような形をしていることから、 handlebar と呼ぶこともあるようです。語源はイタリア語の方言 mustaccio 「口ひげ」。
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File No. 1827
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tenebrous
[tenəbrəs]
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暗い、陰気な
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- After passing through a long tenebrous passage, he finally reached the open plaza.
- The night is tenebrous with no light in the town, no stars in the sky.
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「経費節減のために、我が社では電灯は一切つけないようにする」(架空)ということで、ロウソクの明かりでほそぼそ残業する人もいて、「おい、電灯の代わりに蛍(ほたる)つかまえてきたよ」「おお、ありがたい!」というわけで、みんなの気持ちも沈んで暗い。これではいかんということで、朝令暮改さながら、「我が社では、夏の間だけ、北欧にオフィスを移すことにする」「おおーっ」てなことで北欧は白夜。眠れないのもあって徹夜続きでみなくたくた。逆に、北欧の冬はほとんど太陽が昇らない日が続き、医学的にも気分が陰気になったりする影響があるようです。語源はラテン語の tenebrae 「暗闇」。
同義語
gloomy, shadowy, dark
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File No. 1826
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dolmen
[doʊlmən/dɔl-]
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ドルメン、巨石墳墓
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- Dolmens and menhirs are believed to be ancient burial chambers.
- A dolmen is consisted of several upright stones supporting a large flat horizontal capstone.
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新石器時代の巨大な石でできたお墓で、イングランドやフランス北部に多く見られます(下記 url 参照)。これと似たものにメンヒルがありますが、どこが違うかと言えば、ドルメンはいくつかの垂直に立った石が天井の部分にあたるテーブルのような石を支えているという作りになっていますが、メンヒルは、石の柱がひとつぽつんと立っているだけのもの。古代のロマンというか、ミステリアスなものを感じます。語源は、ブルトン語の tol 「鍵」が変化した taol 「テーブル」+ men 「石」。
https://en.wikipedia.org/wiki/Dolmen
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