File No. 1805
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hush-hush
[hʌʃhʌʃ]
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絶対に秘密の、内緒の
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- They had a hush-hush meeting at some hush-hush place.
- They were doing a hush-hush business outside the country.
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「ここだけの話ですけどね、隣の奥さんと向かいのご主人が、ふたりで観覧車に乗っていたんですって」「ええっ?」「そうそう、これも絶対内緒ですけどね、角の家の奥さんと、電気屋さんのお兄さんもふたりで観覧車に…」「へえー… でも、なんで観覧車なんですか?」「それは秘密です」などというときの、「絶対に秘密の」という意味のくだけた口語表現で、正式な場では使われません。また、on the hush-hush で「内緒にしておく」という意味の熟語になります。「黙らせる」という動詞の hush を2つ重ねたもので、その語源は中世英語の husht 「静かな」で、静かな音を連想させることから。
同義語
secret, confidential, classified, top-secret
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File No. 1804
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excursus
[ekskə:(r)səs]
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付記、余談
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- An excursus is added at the end of the book.
- He made an excursus on the ancient use of the term.
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「できました!新しいマニュアルのスタイルです」「おおっ!なんと、本文が1ページ。"商品を箱から出して、コンセントにつなぐ。電源をいれます…" たったのこれだけかね?」「はい、操作性に優れているのがウリですから」「あまりにも簡単すぎるよ、これじゃあ」「はい、そこで、詳しい情報は、最後に"付記"としてつけてあります」「うむ… 付記が100ページ…」ということで、本題に対する追加の情報のこと。「注意書き」のような短いものではなく、どちらかと言うと、ある程度の長さのあるものを言います。その他、「余談・脱線」という意味でも使われます。語源はラテン語の excurrere 「尽きる」の過去分詞。
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File No. 1803
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narc, nark
[nɑ:(r)k]
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麻薬捜査官、麻薬Gメン
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- He said, "I was busted by a narc at the airport."
- "Narks are everywhere. So be careful."
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narcotics agent を縮めた米語スラングで、文字通り、麻薬に関する捜査を行う人のこと。表立って捜査をする場合もあれば、オトリ捜査官として任務につく場合もあります。俗語の世界ですから、実際の用法はついつい広がりがちなのか、麻薬の運び屋などをしていて逮捕された人間で、刑を軽くしてもらうという見返りに、仲間や元締めの名前を教えたりする人のことを呼ぶ場合にも使います。また、麻薬にかかわらず、「先生、○○くんは授業中にマンガを読んでました」など、まわりの人のことを権威者に告げ口する「密告者」という意味でも使われます。正義を貫くのも大変なようで…。
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File No. 1802
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evince
[ɪvíns]
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(感情・能力などを)表す、明示する
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- He evinced interest in cooking when he was small.
- She evinced disapproval hearing that her daughter wanted to marry him.
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関心や興味、才能などを表すという意味の単語。それも、「てやんだ、父ちゃんは顔で怒って、心では泣いてるんだよ」「そうかな?顔も心も怒ってますやん」とか、「能ある鷹は爪を隠す」で、自分の能力を人に見せないというのではなく、「美味しい話じゃないか」とニタリと笑って興味を示す、顔をそむけて露骨に嫌悪感を表す、これ見よがしに能力などを見せつけるなど、わかりやすく、はっきりと表現されているのが特徴です。あの人は「モナリザの微笑み」で、嬉しいのか悲しいのかさっぱり… というよりは、わかりやすくていいかも。語源はラテン語の evincere 「勝る」。
同義語
show, reveal, demonstrate, exhibit, manifest, attest, bespeak
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File No. 1801
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torrid
[tɔ(:)rɪd]
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灼熱の、熱烈な、きわめて激しい
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- The heat inside a closed car on a torrid summer day is dangerous.
- The president gave his usual torrid speech at the meeting.
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当店ではお客さまを熱烈歓迎、夏でもクーラーはつけません。もちろん、冬も暖房は不要。店内では売り場ごとの安売り合戦が爆熱展開、その熱さは灼熱地獄。店内音楽はなんといっても情熱のタンゴにサンバ。アミーゴのかけ声が飛び交い、ソンブレロが飛ぶ、闘牛が走る。あなたもこの夏、熱くなってみませんか… 「この企画もダメですねえ、店長」「うむ… もひとつ、ノリが悪いようだな」てなことで、夏の太陽などが焼けるような熱いといった物理的な熱さ、あるいは、情熱的なリズムや感情など、その熱心さが激しい様子を表します。その他、進歩などの速度が急激だといった場合にも使います。語源はラテン語の torrere 「焼く」。
同義語
tropical, burning, boiling, flaming, blistering, passionate, intense, erotic, ardent, fervent
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