File No. 1775
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clodhopper
[klɑdhɑpə(r)/-hɔpə(r)]
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いなか者、どた靴
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- She was in the photo wearing clodhoppers.
- He said his cousin was a clodhopper from the countryside.
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多少の雨や雪なら普通の靴ですましてしまいたくなりますが、ひどい雨で目的地についたら靴の中が水浸しとか、雪の積もった道を歩いてすってんころりんというのも危険で、天候に合わせた履物を選ぶのも大事なようです。とはいえ、オフィスのなかでゴム長や雪道ブーツというのもなんだかしっくりきません。ということで、足まわりがどっかりとかさばるような重くて大きな履物のことを言います。その他、田舎の人が必ずしも重たい靴を履いているということでもないのですが、武骨(ぶこつ)な田舎者という意味でも使われます。clod 「土くれ」と hop 「跳ぶ」を組み合わせた単語。
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File No. 1774
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rail
[reɪl]
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ののしる、毒づく、ひどく叱る
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- He railed me several times in front of the class.
- She used to rail against the vending machine at the hospital.
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あなたはJR、私は阪急ですというときの鉄道の「線路」や階段などの「手すり」ではなく、「なんでこんなところに線路敷くんだ!」とか、「何度言ったらわかるの!階段の手すりで遊ぶなって言ったでしょ!」など、ひどくののしる、激しく叱るという意味の単語。とにかく、批判したり叱ったりするときの言葉が厳しく、「毒々しい」のが特徴。語源をさかのぼれば、古フランス語の railler 「いじめる、冗談を言う」など、「こらこら、そんなことしてると、鬼が来てさらわれるぞ、なんちゃって、へへ…」(?)といった軽いノリだったようです。さらにたどれば、ラテン語の ragulare 「ロバがいななく」ということで、さすがにうるさそうです。
同義語
blast, censure, scold, castigate, upbraid
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File No. 1773
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tusk
[tʌsk]
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牙(きば)、牙で突く・掘る
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- Mammoth tusks were found in this place.
- Elephant tusks do not have an enamel coating.
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「もうこの歯は入れ歯にしないとダメですね」「あのー、なんか個性的な歯ってあります?」「金銀じゃだめですか?」「いっそのこと牙とか…」「ふむ。エレファント系にしますか、それともウルフ系?」「やっぱ、エレファントでしょ」てなことで(架空)、牙は牙でも、象やイノシシなどの牙のことで、長くて先が尖っており、口の外に突き出ているのが特徴。対して、fang は犬猫、狼、ヘビなどの牙(歯)を指します。「ちなみにヴァンパイアとかはどっちですか?」「ウルフ系ですね。そのほうが口から突き出さなくて邪魔にならないですけどね」「う~ん…」 語源は古英語の tux 「犬歯」。
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File No. 1772
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peachy
[pi:ʧi]
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桃のような、桃色の、いかす、すてきな
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- Making a peach cake is a peachy idea.
- This candy has a peachy flavor and tastes peachy.
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この消しゴムはピーチの香りがするぞ、というときの「桃のような」という意味だけでなく、素晴らしいとか素敵なといった「良い状態」を表す場合にも使われるくだけた言い方。「元気?」「ああ、いたってピーチーだよ」とか、「ピーチのデザートなんて、ピーチーなアイデアだね」などといった感じで使われます。名詞の peach にも「気持ちの良い人」といた意味があり、健康的なピンク色で可愛いイメージのある桃ならではですが、同じ果物でも、go bananas というと「かんかんに怒る」「感情的になる」といった意味になります。
同義語
dandy, nifty, smashing, groovy, keen, great, neat
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File No. 1771
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gunk
[ɡʌŋk]
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粘着性のある物質、ねばねば・べたべたしたもの
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- This gunk stuck on the clothes never come off.
- He found some gunk on a window of his car.
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「チーフ、資料です」「ん?なんだかねばねばするものが付いているぞ」「ほんとだ、何でしょう?」「地球上の物質ではないかもしれんな」「Xファイルですかね」「うむ…」「あ、すいません、そう言えば、見ながら納豆食べてました」など、ねばねば、ぬるぬると言えば気持ちの良いものではありません。特に、正体や出所がわからないとなると、気味の悪さはひとしお。ということで、粘着性があり、こびりついて離れないような物質のことを言います。語源はクルマなどのオイルなどによるべたべたした汚れを落とす洗剤メーカ Gunk からで、皮肉にも逆の意味で使われるようになったわけです。
同義語
goo, gook, goop, guck, muck, ooze, slime, sludge
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